積層板の簡易熱反り計算ツール
加熱・冷却工程で生じる積層板の熱反り挙動(熱応力)を解析するエクセルベースの計算ツールです。
【ツールの特徴】
異なる材料で構成された積層構造体(基板、半導体、等)は、各材料の物性値の差により、温度変化で熱膨張・収縮によって反りが発生し、各材料に熱応力が発生します。本ツールでは、温度変化で、各層にどれ位の応力が発生するのか、またどれくらい反りが発生するのかを、簡易計算します。
- 各材料の物性値にガラス転移温度Tgや線膨張係数(α1、α2)を入力することで温度依存のある構造体も計算が可能です。
- 3層以下の場合も、データは4層に分割して入力することで計算できます。
■入力データ
■出力結果
- 応力シミュレータを使用すると時間がかかるため、素早く簡易的に状況を把握しておきたい。
- 試作品の反りで問題が発生しているため、各材料の厚みによる影響を確認したい。
- 自社のシミュレーション技術者が他業務で多忙のため、なかなか計算結果がもらえない。まずは各パラメータによるアタリをつけておきたい。
【簡易熱反り計算ツールの⼊⼿について】
本ツールは以下の価格でご提供させていただいております。
価格29,800 円(税別)
ツールお申し込みからご購⼊までの流れは次のとおりです。
- お申し込みページから必要事項やアンケートにご回答いただきます。
- ご回答いただいたメールアドレス宛に弊社営業担当から「お振込のご案内」メールをご連絡いたします。
万が一弊社からの「お振込のご案内」メールが届かない場合は、お⼿数をおかけしますがお問い合わせフォームまたはお電話にてお問合せください。- ご⼊⾦を確認した後、通常3 営業⽇以内にツールをメールで送付いたします。
※ 法⼈のお客様限定とさせていただきます。
※ 反社会的勢⼒に該当する⽅からのお申込みはお断りいたします。以下の申込ページからお申し込みください。
(クリックしていただいても、申し込みはまだ完了となりません。)【動作環境】
Microsoft Excel が必要となります。(Excel 2016 で動作確認済、その他のバージョンは未確認)
サイト内リンク
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