プレスリリース2017.03.10
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報道関係者各位 2017年3月10日 プレスリリース 株式会社Wave Technology 「磁界共鳴方式ワイヤレス給電」の設計・評価サービスを開始 株式会社Wave Technology(所在地:兵庫県川西市、代表者:石川 高英)は、磁界共鳴方式(磁界共振方式、共振結合方式)ワイヤレス給電の設計と評価サービスを2017年3月に開始いたします。 デモ機全体 無線電力伝送で良く用いられる電磁誘導方式の電力伝送は概ね1cm程度までであるのに対し、当社が保有する磁界共鳴方式では数十cmの距離でも高効率で電力伝送ができるという特長があります。当社はここに着目し龍谷大学と共同で技術開発に取り組んでまいりました(※)。 ※当社は龍谷大学と共同で2013年に世界初(当社調べ)の方式による独自の「3Dフリーアクセスワイヤレス給電技術」を開発しました。この方式は、複数の送電コイルを利用することによって、受電コイルの回転角度の変化に対応したワイヤレス給電を可能とします。 【提供する主なサービスの内容】 ●磁界共鳴⽅式ワイヤレス給電の評価サービス 【ワイヤレス給電⽤コイルの設計サービスの事例】 図1:送電コイルの設計結果 図2:ミニカー走行の試作機 【磁界共鳴方式ワイヤレス給電の評価サービスの事例】ワイヤレス給電の評価事例として、伝送距離(送受電コイルの間隔)に対する伝送効率の測定結果をご紹介いたします。ワイヤレス給電に使用するコイルを図3(a)に示します。このコイルを図3(b)のように配置し、伝送距離に対する伝送効率を測定しています。伝送効率の測定結果を図4に示します。この伝送効率の測定では、各伝送距離において伝送効率が最大となるように各コイルと周辺回路の接続(ここでは測定器との接続)を最適化しています。伝送距離50mmでは約90%、伝送距離100mmでは約60%の伝送効率が得られています。 図3:伝送効率の測定事例 図4:伝送効率の測定結果 【ワイヤレス給電の研究開発のご紹介】 ※本研究は、独⽴⾏政法⼈科学技術振興機構 研究成果展開事業A-STEP フィージビリティスタディシーズ顕在化タイプの「3次元フリーアクセス無線電⼒伝送技術の確⽴」として⾏われました。 本試作機の動作は、以下のURLでご確認頂けます。 図5:3Dフリーアクセス ワイヤレス給電の試作機 【会社概要】 |
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