防水試験受託/請負サービス
近年、モバイル機器だけではなくIoT機器全般を中心に防水機能を備える製品が増加傾向にあります。
携帯電話(スマートフォン)が代表的な製品で、現在販売されている新製品の大半は、防水機能が備わってきています。
当社の機構設計案件においても、室外に常設される製品から、センサー類のような使用場所を特定しないもの、モバイル製品から小型測定器のような持ち運び使用が想定される製品など、防水設計を含めた設計依頼が増加しております。
また、⾃動⾞関連製品を中心にIPX9Kと呼ばれる高温、高圧での防水要求が増えております。
このように、市場の様々な製品で防水は基本機能となってきており、防水設計の重要性は更に高まっていくと考えられます。そこで当社は防水試験装置(IPX5、IPX6、IPX9K対応)を導入し、防水試験の請負/受託サービスを行っております。
本装置は、認証機関にも採用されている装置と同等のもので、認証機関での試験に向けて事前評価や防水性能の限界把握などを考えているお客様に役に立つ設備です。
受託/請負可能な防水試験
- IPX5・・・ 噴流 (試験装置 :ジェットノズルキット P03.58)
- IPX6・・・ 暴噴流 (試験装置 :ジェット噴流試験装置 C920-DT)
- IPX9K・・・ 高温・高圧水・スチームジェット洗浄 (試験装置︓高圧高温水洗浄装置)
WTIの防水試験請負/受託サービスを利用するメリット
認証機関での試験は、規格(IPコード)の合否を判定する試験ですが、当社の場合、機構設計エンジニアが試験を行なうため、規格対応の試験だけではなく、防水性能の限界を把握することも可能です。
また、試験結果に応じ、防水性能を満たさない部位(構造)については、改良設計案の提案や改良設計自体の請負/受託体制を整えております。
このようなお客様におすすめ
- これから防水設計に取組もうとしている。
- 防水設計が上手くいかず、改良設計案や改良設計自体を望んでいる。
⇒防水設計に関する技術サポート体制も整えております。 - 防水設計は行ったが、認証機関での試験に持込む前に事前評価がしたい。
- 防水効果の限界性能を知りたい。
⇒試験装置の施設貸出も対応できます。 - OEM製品などの防水性について、第三者検証を実施したい。
サイト内リンク
・機構設計(防水設計・小型化)
・WTIブログもご覧ください
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