Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

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WTIの新人教育、ただいま真っ最中!

みなさんこんにちは。WTI 技術統括(兼)技術教育センター長の森です。 当社ブログ初登場です。よろしくお願いします。 4月も半ばを過ぎ若葉も徐々に芽吹きはじめました。みずみずしい若葉はあらたな年度の始まりとも重なって新鮮な気持ちになれます。当社の若葉といえば、そう新入社員です(強引かな~^^;)。今年は4名の新入社員を迎え入れることができました。フレッシュな若者があらたな仲間に加わることは本当に嬉しいことですね。 さて、今日は、私が担当する社内教育についてご紹介させていただきますが、今回はその中でも、今まさに教育真っ最中(!)の新人教育についてお話ししたいと思います。 当社は技術サービスを行う会社ですので、お客様にご満足いただけるサービスを提供し続けることが最重要事項です。そのためには、社員全員が学び、能力を高め続けなければなりません。こうした背景から、技術教育センターは、当社にとって最重要事項の一つである社員教育をサポートする専門の部署として2009年に設立されました。 技術教育センターが担当している社内教育は、以下に示すように多岐に亘ります。(詳細は当社社内教育ご紹介ページをご参照ください⇒ education.htm ) (1)新人向けをはじめとする基礎技術講座の開催 (2)専門技術を学ぶ個別技術講座の開催 (3)技術文書の書き方をはじめとする文書の品質指導 (4)全社的育成活動アイテムのPDCA推進 当社では電気・電子系の専門分野以外の学生さんであっても、やる気と基礎力さえあれば積極的に採用させていただいています。 そんな様々な分野から集まってくれた新人たちに、短期間で必要最低限の専門知識・専門スキルを身につけてもらうのが、入社時集合研修です。(今回お話する新人教育では、(1)(3)(4)の項目が関係します。) 入社時集合研修では、社会人としての基礎スキルやマナーは当然のこととして、多くの時間を割くのが技術研修です。 まず、(3)の技術文書の書き方です。当社で定める技術文書の書き方を講座でみっちりと学んでもらいます。これを身につけると、読みやすくて美しい技術文書が書けるようになります(毎年の新人たちの実績がものがたります。なんでもそうですが最初に基本を押さえておくことが肝心です) 次に(1)の基礎技術講座です。入社時集合研修では、アナログ・デジタル回路の基礎を座学と実習・実験によって一通り学んでもらいます(この他にも図面講座や特許講座も行っています)

4月の研修時間の約1/3をこれに割きます。重視するのはやはり基礎と基本です。電子回路を耳学問では知っている新人も、初耳だらけの新人も、基本となる物理法則に則って、とにかく頭と手を動かして確認してもらいます。実験レポートでは、学んだ技術文書の書き方を早速実践してもらい、早速添削指導も受けてもらいます。

新人たちは次々と立ちはだかる課題に苦労して取り組みます。彼らの疑問・質問に対して答えを言ってしまいそうになるのをぐっとこらえて、ヒント提供に徹します。「思考停止せずに考えよう!」とね。これが大事なんです。

その結果、彼らは様々な面白さや気付きを得てくれます。そして4月が終わる頃には回路の考え方や測定・評価の仕方の基礎がしっかりと身につきます。 回路にさわったこともない新人が、わずか一月足らずで基礎的なものなら回路がわかるようになってくれます。(彼らが目に見えて成長する様子は指導する側にはとても楽しみであり、励みです) 5月に入ると新人たちは配属先で実務訓練を開始します。技術教育センターでは(1)の新人向け定期講座が始まります。 講座としては、電磁気学,半導体,高周波回路,電気回路理論・電子回路理論で、隔週から1回/月のペースで開催します。いずれも当社基幹技術に関する重要科目であり、一年間しっかりと学んでもらいます。 この講座の講師陣は、大手電機メーカーのOBの方々にご支援をお願いしており、密度濃く充実した指導が当社講座の特長でもあります。 そして(4)の全社的育成活動のPDCA推進です。当社では新人の年間育成計画を策定し、これを本人・所属部門・人事・技術教育センターが共有しながら、毎月PDCAを回します。 長期的視点に立って初年度の目標を定め、これを月単位の計画に展開して推進し、進捗状況を毎月確認することで、新人一人一人に関係者全員が向き合います。 以上が当社新人教育の概要です。 このようにして育てた新人たちが、生き生きと当社の技術サービスを担ってくれ、お客様からお褒めの言葉をいただくことが、私には何より嬉しく、それが楽しみです。 WTIをお使いいただいて本当に良かった!というお客様のお言葉がどんどんいただけるよう、社員教育に邁進していきます。 また、こうして培った教育ノウハウをお客様の社員教育に役立てていただく教育コンサルティングサービスも行っております。興味をお持ちの方はまずはお問い合わせください。

WTI社内教育のご紹介:education.htm

お問い合わせ:contact.htm

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