市販/外注アンテナの性能が出にくいのはなぜ? 2021年2月2日2021年2月1日 みなさん、こんにちは。 株式会社 Wave Technology 第一技術部システム設計課の竹内です。 今回のテーマは・・・、 市販/外注アンテナの性能が出にくいのはなぜ? です。 自社設計した基板に市販品もしくは外注設計したアンテナを実装したが、アンテナのデータシートどおりに共振周波数やアンテナ利得を得られなかったという経験はありませんか? 何故、そういった事が起こるかをお話ししたいと思います。 続きを読む → WTIブログ, 高周波・無線
LTEの各Bandに必要なグランド面積とは?(モノポールアンテナの放射効率) 2020年11月11日2020年11月11日 みなさん、こんにちは。 株式会社Wave Technology 第一技術部 システム設計課の尾崎です。 今回のテーマは・・・、 モノポールチップアンテナのグランド面積を変更して放射効率を比較してみよう! です。 続きを読む → WTIブログ, 高周波・無線
建設現場、橋梁、斜面異常検知などで威力を発揮するIoT傾斜センサー 2020年10月16日 この動画は、傾きを検知して無線で検知データを送るIoT傾斜センサーのデモです。 続きを読む → IoT, 社長ブログ
開発設計会社に依頼されるアンテナ設計案件には、どのようなものがあるのか? ~様々な分野のお客様から、様々な種類のアンテナ設計のご依頼をいただきます~ 2020年10月7日2020年10月7日 当社が長年携わってきております、マイクロ波など高周波(RF)分野の開発・設計・評価のサービスには、日頃、様々なご依頼をいただいております。 その中で、本日は、アンテナ設計に関してご紹介させていただきます。 まず、アンテナ設計のご依頼をいただくお客様としましては、以下のような業界のお客様からご用命をいただくことが多くあります。 続きを読む → 社長ブログ, 高周波
電波法認証 技術基準適合証明(技適)の事前評価・申請代行 2019年9月12日2022年8月2日 電波法認証 技術基準適合証明(技適)の事前評価・申請代行 技術基準適合証明(技適)について、お困りではありませんか? Wave Technology(WTI)では、Bluetooth(BLE)、ZigBee またはLPWA(LoRa、Sigfox、Wi-SUN)、特定小電力(特小) 対応無線機器/無線設備や独自規格の無線機器/無線設備の技術基準適合証明(技適)について、TELEC(テレック)などの登録証明機関への申請代行をさせていただきます。 ※よくあるご質問はこちら 技術基準適合証明とは?(技適とは?) 「技術基準適合証明」、略称で「技適」と呼ばれる認証を受けたものに付与されるマークです。 総務省のページには、以下のように記載があります。 『無線通信の混信や妨害を防ぎ、また、有効希少な資源である電波の効率的な利用を確保するため、無線局の開設は原則として免許制としており、当該無線局で使用する無線設備が技術基準に適合していることを免許申請の手続きの際に検査を行うこととしております。 ただし、携帯電話等の小規模な無線局に使用するための無線局であって総務省令で定めるもの(特定無線設備)については、使用者の利便性の観点から、事前に電波法に基づく基準認証を受け、総務省令で定める表示(技適マーク)が付されている場合には、免許手続時の検査の省略等の無線局開設のための手続について特例措置が受けられます。』 簡単に説明すると、『“無線局として免許取得”or“技適マークを取得”しないと電波を出せません』ということです。 もし認証を受けずに電波を出したら、電波法違反となってしまいます。 技術基準適合証明(技適)の事前評価 申請代行の流れ ご依頼から証明書発行まで最短で1ヵ月となります。 技術基準適合証明(技適)と工事設計認証の違い 日本では、「技術基準適合証明(技適)」と「工事設計認証」という2段階の認証があります。 実はこの2段階の認証制度は日本独自の制度です。 技適(:技術基準適合証明) 登録証明機関にて、無線設備1台1台について試験等の審査を行った上で証明を行います。 工事設計認証 特定無線設備が技術基準に適合しているかどうかの判定について、その設計図(工事設計)及び製造等の取扱いの段階における品質管理方法を対象として、登録証明機関が行う認証制度です。 どちらも基本的に認証手順は同じですが、工事設計認証では、量産工場について資料の提出が必要になるところが少し違います。 技適および工事設計認証の申請時にご準備していただくもの 申請に際しては、通信方式や電波の型式、定格出力等を記載する申請書を提出します。また、認証試験ではテストモードで動作させることが必要となります。対象の無線機器/無線設備についての以下の情報、書類、申請する現品をお客様よりご提供いただく必要がございます。 なお、申請する通信規格によって準備していただく内容が異なる場合がありますので、詳細はご依頼時にご確認ください。 ① 続きを読む →
技術基準適合証明とは?(技適とは?) 2019年3月26日2021年4月26日 みなさん、こんにちは。 株式会社 Wave Technology 高周波設計第二課の大塚です。 皆さんは下にあるようなマークを見たことがありますか? 「技術基準適合証明」、略称で「技適」と呼ばれる認証を受けたものに付与されるマークです。 今回は、最近お問い合わせの多い、この技適取得についてお話したいと思います。 (当社の技適の事前評価・申請代行サービスはコチラ) 続きを読む → WTIブログ, 代行サービス, 高周波・無線
「組込みソフトウエア開発」の求人情報(兵庫県) 2018年11月19日2022年7月17日 「組込みソフトウエア開発」の求人情報(兵庫県) 求人職種 組込みソフトウエアの開発者 採用人数 若干名 勤務地 兵庫県 採用背景 IoT・M2M関連機器を始めとするセンサ応用電子機器の開発案件の需要の高まりを背景として、様々な高度技術を駆使した電子機器の開発案件の注文が増大しています。開発力・設計力強化を目的として、電子機器のソフトウエア設計者(エンジニア)を募集いたします。 お任せしたいこと(具体的な仕事内容) マイコンのファームウエア開発 、組込み機器のドライバ/ミドルウエア/API開発、お客様へのシステム提案や、それに対応した仕様設計をご担当いただきます。 これまでの専門領域に加えて、他技術分野も当社教育システムで学んでいただくことで、より広い技術分野でご活躍いただけるよう配慮いたします。前職で身につけられた技術とのシナジーにより、一層高いレベル、より広い技術範囲でご活躍いただけます。 当該分野の当社技術サービスの説明はこちら ソフトウェア開発受託サービス 電気設計受託サービス 「自動運転」、「IoT」の盛り上がりが嬉しい WTI赤谷 「自動運転」、「IoT」の盛り上がりが嬉しい WTI赤谷(Part 2) 「IoT」のビッグウェーブが到来! ソフトウェア関連ブログ 技術教育センターの説明はこちら ⇒ 社内教育のご紹介 仕事のやりがい 当社売上の8割が東証一部上場企業で占めるなど、お客様は国内トップレベルの技術水準の会社様ばかりです。そのような高いレベルの顧客から依頼される難易度の高い開発案件の遂行を通して、自らの技術を高めていけることが当社で仕事をすることの魅力の1つです。 当社は、技術力でお客様から定評があります。 お客様の声 WTIが選ばれる理由No.1は「技術力」 対象者 募集職種の経験者が望ましい C、C++を使った組込み機器ファームウエア開発の経験者 デジタル回路の回路図を理解できる方 オシロ、ロジアナ等の計測器を使用できる方 さらに下記のようなスキルをお持ちの方は歓迎致します。 組込み機器のドライバ、ミドルウエア(プロトコルスタック)開発の経験者 続きを読む →
「アナログ・デジタル電子回路・電子機器の開発・設計」の求人情報 2018年11月19日2022年7月17日 「アナログ・デジタル電子回路・電子機器の開発・設計」の求人情報 求人職種 アナログ・デジタル電子回路・電子機器の開発者・設計者 採用人数 若干名 勤務地 兵庫県 採用背景 IoT・M2M関連機器を始めとするセンサ応用電子機器の開発案件の需要の高まりを背景として、様々な高度技術を駆使した電子回路・電子機器の開発案件の注文が増大しています。開発力・設計力強化を目的として、電子回路・電子機器のハードウェア設計者(エンジニア)を募集いたします。 お任せしたいこと(具体的な仕事内容) 位置検出技術、センサ応用技術、情報伝送技術、信号制御技術、アナログ回路設計、デジタル回路設計、FPGA開発、これらの中で、ご専門の技術分野を生かした電子回路・電子機器の開発・設計業務(ハードウェア)をご担当いただきます。 当該分野の当社技術サービスの説明はこちら 電気設計受託サービス 電波暗室の予約が一杯だー! さあどうする? EMI対応 ついにフル稼働しました! WTIの電波暗室レンタル&EMI対策検証サービス 「自動運転」、「IoT」の盛り上がりが嬉しい WTI赤谷 「自動運転」、「IoT」の盛り上がりが嬉しい WTI赤谷(Part 2) 伝導ノイズ対策に魔法の杖はない。でも、必ず原因と対策手法は見つかる!(Part 1) 伝導ノイズ対策に魔法の杖はない。でも、必ず原因と対策手法は見つかる!(Part 2) 「IoT」のビッグウェーブが到来! これまでの専門領域に加えて、他技術分野も当社教育システムで学んでいただくことで、より広い技術分野でご活躍いただけるよう配慮いたします。前職で身につけられた技術とのシナジーにより、一層高いレベル、より広い技術範囲でご活躍いただけます。 技術教育センターの説明はこちら ⇒ 社内教育のご紹介 仕事のやりがい 当社売上の8割が東証一部上場企業で占めるなど、お客様は国内トップレベルの技術水準の会社様ばかりです。そのような高いレベルの顧客から依頼される難易度の高い開発案件の遂行を通して、自らの技術を高めていけることが当社で仕事をすることの魅力の1つです。 当社は、技術力でお客様から定評があります。 続きを読む →
『高周波マッチング工房』はじめました! ~高周波の職人技を提供~ 2018年9月11日2018年9月10日 みなさん、こんにちは。 株式会社 Wave Technology 高周波設計第二課の大塚です。 新サービス開始しました! その名も『高周波マッチング工房』。 (拍手ありがとうございます!?) 続きを読む → WTIブログ, 高周波・無線
高周波マッチング工房 2018年7月3日2020年10月12日 高周波マッチング工房 Wave Technologyでは、高周波回路設計やアンテナ設計に関するお困り事を解決するサービスを高周波マッチング工房として提供いたします。 高周波回路の設計には“マッチング(整合)をとる”ことが必要です。この“マッチングをとる”という作業は熟練した技術が必要で、その技術はよく職人技に例えられます。そんな職人技で高周波回路を設計する現場のイメージを職人や芸術家の作業場である工房と重ねて、 『高周波マッチング工房』=『高周波』+『マッチング』+『工房』 と命名しました。 スミスチャートとは? 実際のマッチング(整合)ではスミスチャートを使用します。 ここでは、そのスミスチャートついて簡単に紹介します。 高周波回路のいろいろな問題を数式を用いて解くことは、複素計算になるのでかなり面倒です。スミスチャートは、このような複雑な複素計算を図表上で簡単に行うことができるようグラフ化されたものです。このスミスチャートを利用すると、高周波回路を考えるうえでとても便利です。 それでは、ごく簡単にスミスチャートの説明をします。 右図がスミスチャートです。(実際のチャートには円外に種々目盛りがありますが、ここでは省略しています。) この円の水平軸が複素反射係数*の実数部、垂直軸は虚数部を表します。 (* 反射係数は入射電圧に対する反射電圧の比を表し、ベクトル数値(複素数)です。) インピーダンスの実部(抵抗)成分は周波数によらず一定なので各円上は等抵抗であることを表します(等抵抗円といいます)。 上下に曲がった円弧上はインピーダンスの虚部(リアクタンス)成分が一定なので等リアクタンス円といいます。 円の上半円部分は誘導性(インダクタンス)成分で、下半円部分は容量性(コンダクタンス)成分を表します。 さらに円の真ん中は普通”1”です。Z0で正規化しています。(実際のインピーダンスを特性インピーダンスZ0で除したものを正規化インピーダンスと呼びます。) 特性インピーダンスとは、分布定数回路上を伝わっている電圧の波と電流の波の比として定義され、Z0は50Ωや75Ωが一般的です。 すごくざっくりですが、スミスチャートの簡単な説明は以上です。 スミスチャートをもっと知りたい方は以下リンクで動画の説明もありますので、ご覧になってください。 スミスチャートとは? スミスチャートとは?2 スミスチャートとは?3 スミスチャートとは?4-1 スミスチャートとは?4-2 IoT 化に伴うお困りごと 近年のIoT 続きを読む →