Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

微細化・高密度化が進むプリント基板、信頼性をどう担保するか?

IT化の進展とともに、自動車部品を中心に微細化が進んでいまして、新たな構造の電子部品や半導体デバイスを採用することが多くなってきています。 電子機器メーカなどでは自社で策定した設計ルール(DR: Design Rule)に基づいて設計作業を行いますが、新たな構造の電子部品や半導体製品を採用した場合、従来のDRで設計して良いものかどうか判断に迷うことがあります。 続きを読む

事例2.電源回路部品のEOL対応に伴う実装基板の小型化

事例2.電源回路部品のEOL対応に伴う実装基板の小型化

<概要>

プラズマ発生器、冷陰極管駆動などの高電圧回路基板で使用している高耐圧コンデンサの代替に伴い、基板レイアウトの見直しおよび部品の再選定を実施することで実装基板の小型化を図り、量産コストを抑制した。

プラズマ発生器、冷陰極管駆動などの高電圧回路基板で使用している高耐圧コンデンサの代替に伴い、基板レイアウトの見直しおよび部品の再選定を実施することで実装基板の小型化を図り、量産コストを抑制した。

 

<工期>

工期

 

全体工期:約1.5ヵ月

 

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高速伝送基板設計サービスの概要

高速伝送基板設計サービスの概要

■基板層数低減を実現します
  • パッケージのピン配置の入れ替え
  • 部品配置の最適化
  • 配線の引き出し方、ビアの打ち方などの考慮
などの対策により、層数低減をご提案し、お客様の原価低減に貢献いたします。
基板層数低減の実績(例)
カーナビ 8層ビルドアップ 6層貫通基板に
映像(TV)カメラ 10IVH 8層貫通基板に
 
■最適なピン配置をご提案します 不要な配線やビアの引き出し方を考慮することで電源プレーンの安定化を図ります。 お客様のメリット
  • 配線・実装面積縮小
  • 安価な基板
  • 基板層数低減
悪いピン配置の例 最適ピン配置の例
電源・ 続きを読む

基板設計は回路設計者との以心伝心が大事!

赤谷みなさんこんにちは。設計第一課長の赤谷です。ブログでは7月の「IoT」のビックウェーブが到来!以来の登場となります。どうぞよろしくお願いします。

(ちなみに、7月のブログで記載しましたが、当社では「IoT」関連の商談数が急激に増えており、全社の総力をあげて対応している状況が続いております。当社ではIoTの技術コンサルや教育に特化したサービスもご用意しておりますので、IoT関連でお困りの際は是非お問い合わせください。)

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熱抵抗を考慮した熱設計を行いたいが…

構造設計課の瀬角です。こんにちは。構造設計課の瀬角です。
近年、電子機器は小型化や高機能化によって温度制限を満足する設計が厳しくなっており、熱トラブルが発生しやすくなっています。電子機器は推奨温度範囲外で動作させると誤作動や故障を引き起こすため、適切な熱設計を施す必要があります。
設計段階において、熱抵抗による温度予測は有用な手法です。しかし、「設計段階で熱抵抗を使って発熱部品温度を予測したものの、いざ試作品を動かしたら部品温度が予測と大きく乖離していた」という経験はありませんか。実は熱抵抗にはいくつかの種類があり、シチュエーションに応じた熱抵抗を選ぶ必要があります。
今回は、熱抵抗を用いた温度予測の注意点を紹介します。

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WTI の新サービス登場! ~受託評価サービスはじめました~

AEC-Q101、AQG-324規格に対応した受託評価サービスが新登場!!

WTI営業部 塩谷です。みなさんこんにちは。WTI営業部 塩谷です。

我々営業はお客様のお困りごとの解決に向けて、WTIのサービスを基に日々提案をさせていただいておりますが、その中でこんなお声をよく耳にいたします。

「WTIさんって評価だけでも依頼できるの?」

我々の周知不足を痛感すると共に新たなビジネスチャンスに胸躍らせる瞬間でもあります。

WTIは試作開発や要素検討段階において、お客様の開発をサポートする設計会社ではございますが、設計以外の業務委託も承っております。

その他にもシミュレーションによる解析リバースエンジニアリングなど、設計業務に付随するサービスも展開しておりますので、今一度各種サービスをご高覧いただけますと幸いです。

その設計業務以外の新サービスとして力を注いでいるのが、今回紹介させていただく「WTIの受託評価サービス」になります。

 

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RL78マイコンについてご紹介します。

RL78マイコンってどんなマイコン?

システム設計課の林ですこんにちは、システム設計課の林です。
今回はRL78マイコンについて紹介させていただきます。
RL78はルネサスエレクトロニクス株式会社の製品で、多数のペリフェラルを搭載した低消費電力の8/16ビットマイコンです。
RL78は数々の特徴を持っていますが、大きな特徴としては低消費電力と幅広いポートフォリオがあげられます。
1.低消費電力
通常動作時でも1MHzあたり37.5µAという超低消費電力で動作します。また、待機時には3種類のモード(SNOOZEモード、HALTモード、STOPモード)が用意されており、中でもSTOPモードでは待機電流が1µA以下と極めて低いため、動作頻度が少ない用途ではボタン電池で数年間の駆動も可能です。
2.ポートフォリオ
マイコンの基本機能に加え、LCD表示や車載対応など幅広い用途で使える機能を備えた多彩な機種が揃っています。さらにそれらのマイコンに多数のパッケージバリエーションが用意されています。その数は1000製品以上にもなり、8~144ピンの各種パッケージ、1~768KBのフラッシュメモリサイズを展開しています。

その豊富なポートフォリオから、産業用、車載、社会インフラ、ヘルスケア、ホーム&オフィスなど多くのアプリケーションで利用されています。

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EV充電器について

電源設計課の阿久津ですみなさんこんにちは。今年で入社3年目になります、電源設計課の阿久津です。
今回が初のブログ投稿となりますので、少しだけ自己紹介をさせてください。

大学では、物理学科に所属し、主に物性物理に関する研究をしておりました。その後、WTIに入社し配属先に電源設計課を希望した(ほぼ希望通りに配属してもらえます)のは、「新しいことにチャレンジしたい」という単純な理由からです。初めの頃は、「電子回路ってなに?」や「電源ってどういうものなの?」からスタートしましたが、研修や先輩社員の方々からの手厚いフォローのおかげで、着実に成長してきていると実感しています。
余談ですが、趣味は釣りで、休みの日はよく釣りに出掛けたりします。弊社でも、釣り好きな社員が多く、たまに一緒に釣りに行ったりもしています。

長くなりましたが、ここから本題です。
近年EV(電気自動車)に関するニュースを目にすることが多いと思います。通常のエンジン車はガソリンなどの燃料を使って走行しますが、EVでは、バッテリーに蓄えられた電気を使って走ります。そして、そのバッテリーに電気を供給するための機器がEV充電器です。EV充電器には、「普通充電器」と「急速充電器」の2種類があります。

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RL78マイコンでの2つのタイマを使用したPWMの生成

PWMって何?

システム設計課の安田ですこんにちは、システム設計課の安田です。

PWM(pulse-width modulation)とは、パルス変調の一種で、文字通りパルスの幅を変化させることにより、変調を行う方式です。

変調とは、何らかの信号により、基本となる別の信号(「搬送波」)を変化させることを言います。
ラジオ放送なら、音声信号により搬送波を変化させて、電波として送り出すことになります。
余談ですが、変調がかかった信号から元の信号を取り出すことは、復調と呼ばれます。

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リバースエンジニアリングとは?

第二技術部 カスタム技術課の楠下です。
みなさん、はじめまして。
第二技術部 カスタム技術課の楠下です。

昨年カスタム技術課に新卒で配属され、現在は社会人2年目の日々を過ごしています。
配属当初から、主に「リバースエンジニアリング」の業務を担当しており、現在は回路設計、LabVIEWを用いたソフト設計などの設計業務も日々勉強中です。
入社してまだ1年と数か月ですが、メイン担当のリバースエンジニアリングではこれまで数多くの案件に携わり、最近では製品の仕組みや動作を理解できることの楽しさを実感しています。今回のブログでは、「リバースエンジニアリング」をご紹介したいと思います。

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