Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

業務の効率改善に便利ツールを活用中

みなさん、こんにちは、第一技術部光デバイス設計課の伊藤です。

当社の事業は、大きく分けて2つの事業体系で成り立っています。一つはお客様からのご依頼内容に対して設計開発や評価解析を行い、出来上がったものや結果を納品する案件部門です。もう一つは、お客様の事業場所に駐在し、お客様と一緒に業務を遂行するエンジニアリング部門です。(WTIの技術紹介パンフレット一覧はこちら

私は後者のエンジニアリング部門にて業務を遂行しており、業務を円滑かつ効率的に遂行するため、いろいろなツールを用いています。

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ノイズ対策に有効な部品(コイルのコア)

皆さん、初めまして、入社3年目の蘇明明です。

私は中国出身、大学の専攻は情報システムでしたが、“電気回路設計”に憧れ、この会社に就職しました。
現在は、電源設計課に所属しており、日々電気回路の勉強しながら、業務に携わっている毎日です。
WTIの電源設計サービスはこちらをご参照ください

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「熱課題」簡易診断サービス ~放熱設計を始めるなら開発初期から!~

「熱課題」簡易診断サービス ~放熱設計を始めるなら開発初期から!~

WTIでは、開発初期の構想段階で熱的課題を診断し、設計手戻りによる時間や費用の無駄をなくすための「熱課題」簡易診断サービス(費用は10万円~)をご提供しております。必要な情報(入力情報)をご提供いただいてから基本3営業日で診断結果をご回答いたします。

 

開発過程における熱的対策の課題

開発段階と熱対策の費用・自由度の関係電子・電気製品や電源機器の小型化・高性能化に伴い、製品内部で消費する電力(発熱量、発熱密度)が増加しており、熱的な課題に対する対策の重要性が高まっています。
 
しかし、熱的対策の重要性の一方で、以下のような開発上の問題は依然解消されていません。

① 熱的課題は試作評価しないとわからない

製品開発の設計段階では、まずは回路設計が優先され、熱的な課題は試作品の評価段階で実際に回路を動作させて初めて問題が顕在化することが珍しくありません。 しかも対策は経験と勘を頼りに取り組むことが多いため、対策・評価の繰り返しに時間を費やすことになります。

② 熱的課題の対策は開発後半になるほど不利

熱的課題への対策は①項の理由から開発の後半で取り組む傾向が多いのですが、対策の時期が開発後期になるほど対策の自由度が限定され、割高な放熱対策や大幅な設計手戻りを余儀なくされる場合があります。

このような熱的課題に対しては、開発初期の構想段階で熱的課題の有無を診断(どの程度の温度上昇が見込まれるかを予測)して放熱設計の方針決めを行うことが大切です。

 

「熱課題」簡易診断サービスの内容

開発初期の構想段階で製品仕様が決まる前にいくつかのインプット情報(筐体サイズ、換気有無、消費電力、目標温度、等)をご提供いただきます。ご提供いただいた情報に基づき、筐体表面温度、内部空間温度、発熱部品温度などがどの程度上昇するかを計算します。ご報告までのリードタイムは、必要な情報(入力情報)をご提供いただいてから基本3営業日です。

「熱課題」簡易診断サービスの内容

計算で得られた結果に基づき、熱課題の有無およびワンポイントアドバイスをご報告いたします。

製品成立可否、製品サイズや放熱方針(ファンやヒートシンクの要否等)の妥当性など

本診断結果をお客様の放熱設計に対する方針決定の参考情報としていただき、その方針に基づき設計を具体化されることで、割高な放熱対策や大幅な設計手戻り低減に寄与します。 ただし、以降の設計の具体化内容によっては、診断部位の温度は変動することがございます。WTIでは、設計具体化過程での詳細な熱解析サービスもご提供しておりますので、合わせてご活用ください。

《技術コンサルティングのご案内》

WTIは、熱・応力解析のコンサルサービスを「テクノシェルパ」のブランド名で行っております。 以下のようなお悩み・ご要望にお応えします。

  •   「放熱の手段をいろいろ試したが、スペックに入らない」
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市販/外注アンテナの性能が出にくいのはなぜ?

みなさん、こんにちは。
株式会社 Wave Technology 第一技術部システム設計課の竹内です。

今回のテーマは・・・、
市販/外注アンテナの性能が出にくいのはなぜ?
です。

自社設計した基板に市販品もしくは外注設計したアンテナを実装したが、アンテナのデータシートどおりに共振周波数やアンテナ利得を得られなかったという経験はありませんか?
何故、そういった事が起こるかをお話ししたいと思います。

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冬に多発する厄介な静電気のアレコレ

みなさん、はじめまして。システム設計課の栗坂です。
入社6年目で、現在はアナログ・デジタル機器の設計や評価を担当しております。どうぞ、よろしくお願いいたします。

今回は私が経験してきた業務の中から静電気放電(ESD:Electro-Static Discharge)に関する信頼性試験や保護設計についてお話しします。

寒くて空気の乾燥する冬、車や玄関のドアを開けようとした瞬間のパチッ!という静電気による痛みをみなさんもご経験されたことがあると思います。
私は帯電しやすい体質なのか1日数回は被害を被っています(笑)。

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電源の新規開発設計でお困りではありませんか?

みなさん、はじめまして。
営業部 ソリューション営業課の杉本と申します。
よろしくお願いいたします。

私事で大変恐縮ですが、昨年9月にWTIに中途で入社、営業部に配属となり、ようやく業務にも慣れて来ました。まだまだ勉強中ではありますが、お客様のお困り事解決に向けて日々奮闘中です。

前職では、半導体メーカーでパワーデバイスの営業をしておりました。
当時からお客様へ訪問、会話をさせていただく中で、

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オンデマンド講座 ~ Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎~

オンデマンド講座 ~ Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎~

講座概要

オンデマンド講座 ~ Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎~

オンデマンド講座 「Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎」をご用意いたしました。

 
受講時間6時間でスミスチャートアプリ(Mr.Smith)を使って
簡単な整合回路設計ができるようになります!
 
 


高周波アナログ回路に関心のある方、高周波回路設計を始めた/始めようとしている方など、高周波の初心者を対象に、高周波回路設計を理解する上で必要なスミスチャートを使ったインピーダンスマッチングの基礎的事項を学んでいただける講座です。
本講座を申し込まれた方には、シェアウェア版Mr.Smithを無償で進呈いたします。
 
講師はスミスチャートアプリのMr.Smithを作成した濱田 倫一氏です。
>>>講師(濱田 倫一氏)のプロフィールはこちら<<<

 

本講座のねらい

本講座では以下をテーマに、受講者の皆さんが教科書や専門書を読んで自力でスキルアップするための基礎知識を習得することができます。

  • 高周波回路とは何かを理解できます。
  • インピーダンスマッチングを理解できます。
  • Mr.Smithを用いて簡単な整合回路設計ができるようになります。

プログラム

1. 最初に覚えてほしいこと
 1.1 問題提起
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「リバースエンジニアリングPlus」でレポート売りを始めます!

みなさんこんにちは。第二技術部 カスタム技術課の山本です。

2018年度にカスタム技術課に異動して、今年で3年目に突入しています。今回は、私が担当している「リバースエンジニアリングPlus」の新しい試みについての情報を、事前にお知らせします。

弊社では「お客様からのご依頼品を解析するスタイル」でリバースエンジニアリングPlus事業を展開しています。この仕事は、いろんな分野の技術に触れることができるので、技術者としての知見を広げられる面白い仕事だと感じています。

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『半導体パッケージどれなら使える?』~半導体パッケージ選択編~

皆さんはじめまして。東京事業所パッケージ設計課の野村です。

これまで、WTIブログ(半導体パッケージ関連)でフリップチップBGAやワイヤBGA等の様々な半導体パッケージに関して紹介をしてきましたが、今回のブログではこれまでご紹介した各半導体パッケージの特性を生かした、パッケージの選択例を簡単にご紹介したいと思います。その内容としては「半導体パッケージの共用化」です。

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マイコンに搭載されているA/Dコンバータと入力ノイズについて

みなさんこんにちは。電源設計課の合田です。

現在私は、パワーコンディショナの開発に携わっています。パワーコンディショナとは、太陽光発電などの再生可能エネルギー(自然エネルギー)を、みなさんが家庭で使っている商用の交流に変換するためインバータ装置のことです。パワーコンデショナを略してパワコンとも呼ばれています。

今回は、パワコン制御の中心となる制御基板のマイコンに搭載されているA/Dコンバータ(ADC:Analog to Digital Converter アナログ-デジタル変換器)関連の話をしたいと思います。

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