テクノフロンティア2022に「分解調査レポート販売」を展示しました♪ 2022年8月16日2022年8月16日 みなさんこんにちは。第二技術部 カスタム技術課の山本です。 7月20日~22日に東京ビックサイトにて開催されたテクノフロンティア2022の電源システム展に、当社から「ワイヤレス給電」、「分解調査レポート販売」、「リバースエンジニアリングPlus」などの展示を行いました。 今回は、「分解調査レポート販売」について、簡単にご紹介させていただきますね。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング
マイコンの誤動作について ~要因と対策~ 2022年7月26日2022年8月2日 みなさん、こんにちは。営業部の藤岡です。 当社は、半導体を応用した電気/電子機器を設計する会社で、マイコンボードの回路設計/基板設計やファームウェアもお客様から頻繁に開発のご依頼を頂戴しております。 ところで、みなさん、 マイコンが誤動作することをご存じでしょうか? 今回は、マイコンの誤動作要因とその対策についてお話しいたします。 続きを読む → WTIブログ, ソフトウェア, 回路設計
電子たばこ IQOS ILUMA 特性評価レポート 2022年7月22日2024年4月19日 電子たばこ IQOS ILUMA 特性評価レポート New! IQOS ILUMA 特性評価レポート 競争が激化する国内の加熱式電子たばこ販売において、トップシェアを維持し続けるフィリップ・モリス・インターナショナルが製造するIQOS ILUMA。 誘導加熱方式を採用した電子たばこであり、ホルダー側のコイルに高周波電流を印加することで、たばこスティック内のブレード(サセプタ)温度を上昇させることができる。 誘導加熱の仕組み、たばこスティック有無の検知方法、温度検知方法、喫煙時のサセプタ温度に加え、サセプタの物性(金属材料の成分/キュリー温度)についても調査を行った。 【内容】 動作原理、ホルダー/たばこスティック(TEREA)分解、電圧・電流波形、サセプタ温度(パフ有無)、サセプタの物性(金属材料の成分/キュリー温度)、サセプタ発熱量の計算 【 本レポートに含まれている項目 】 項目ごとの部分販売も承ります。(●印は実施項目) 項目 実施項目 分解レポート ① 製品分解 ● ② 基板レイヤ - ③ 部品表 - ④ 回路図 - 特性レポート ⑤ 続きを読む →
SPICEモデルとIBISモデルについて 2022年7月19日2022年12月6日 皆さんこんにちは。 東京事業所パッケージ設計課の横山です。 今回は、伝送線路解析に使用されるドライバとレシーバ特性を記述したI/O(Input/Output)モデルの『SPICEモデル』と『IBISモデル』についてご紹介します。 続きを読む → WTIブログ, 半導体パッケージ, 回路設計
半導体パッケージの組立工程紹介『モールド封止』 2022年7月5日2024年10月1日 みなさん、こんにちは 高周波デバイス設計課の前田です。 前回のブログでは、素子(半導体)の電極間、素子とリードフレームや多層基板の電気接続端子の間などを、電気伝導性を有する金属細線(金線など)で繋ぐことで、電気的に接続するワイヤボンド工程について紹介しました。 今回は、それらを樹脂パッケージに封入する“モールド封止(樹脂封止)”工程について、触れてみたいと思います。 続きを読む → WTIブログ, 半導体パッケージ
電源回路の比例制御と積分制御 2022年6月28日2022年6月29日 みなさん、こんにちは。WTI 電源設計課の今井です。 前回は『電源回路とフィードバック制御』についてお話しさせていただきました。比例制御を用いると制御対象の特性のバラつきの影響を小さく抑えることができましたが、目標値と出力の間に誤差が残ってしまいました。 今回は、ある程度時間が経過した後の誤差(定常偏差)をできるだけ小さくする方法についてお話ししたいと思います。 続きを読む → WTIブログ, 回路設計, 電源・パワエレ
超低抵抗評価サービス 2022年6月26日2024年6月11日 超低抵抗評価サービス 超低抵抗(微小抵抗)の評価でお困りではないでしょうか? mΩ以下(μΩやnΩ)クラスの評価は当社にご相談ください! ●超低抵抗(微小抵抗)評価サービスとは ●超低抵抗(微小抵抗)評価サービス活用例 ●超低抵抗(微小抵抗)評価の課題 ●こんなお客様にオススメです ●評価事例 ●お客様からのご要望が急増している評価サービス 超低抵抗(微小抵抗)評価サービスとは 超低抵抗※1は、主に電流検出用のシャント抵抗として用いられる抵抗です。近年では、電子デバイスの高性能化や電動化による大電流化、エネルギー効率の向上などの要求から抵抗値の小さなシャント抵抗を使用するニーズが高まっています。 当社では、超低抵抗の測定環境構築も含めて、温度特性などの評価を受託可能です。 材料メーカー様や、機器メーカー様などからも多くのご依頼実績がございます。 ※1超低抵抗とは : 弊社では、mΩ以下を超低抵抗と定義しています。 超低抵抗(微小抵抗)評価サービス活用例 超低抵抗(公称値:数十µΩ、抵抗変動量:~数十nΩ)の測定 超低抵抗の温度特性・抵抗温度係数(TCR)の評価 配線引き出しパターンの違いによる特性評価 抵抗体材料の違いによる特性評価 精密抵抗の測定 その他、超低抵抗に関してお気軽にお問い合わせください。 ※評価事例も掲載しています。是非ご覧ください。 続きを読む →
受託評価サービス 2022年6月26日2024年6月11日 受託評価サービス ●受託評価サービスについて ●受託評価サービスのメリット ●お客様からのご要望が急増している評価サービス ●サービス事例 ダイオード、MOSFET、IGBTの各種パワーデバイス及びパワーモジュールの静特性、スイッチング特性をはじめ、さまざまな評価サービスをご提供。 パワーサイクル試験には、ショートパワーサイクル、ロングパワーサイクルといった2種類の試験があり、JEITA-ED-4701/601 602 603や、AEC-Q101等にて規格化。 AEC-Q101およびAQG-324に準拠した信頼性に関する受託試験サービス。 半導体に関する知見に加え、長年培ってきた計測評価技術を活用。 半導体・電子部品・絶縁材料のリーク電流測定など、微小電流測定に関する受託評価サービス。µA以下の電流測定を必要とするようなご要望に対応。 測定環境構築も含めて、超低抵抗(微小抵抗)測定や温度特性などを行う受託評価サービス。mΩ以下(μΩやnΩ)クラスの評価に対応。 受託評価サービスについて 【受託評価サービスとは】 半導体をはじめとする各種電子部品や電気製品の電気特性や温度特性、その他動作特性といった、製品の特性評価業務の請負サービスです。 お客様から受託した評価を完了後、当社にて評価レポートを作成します。 評価環境の設計開発を伴う受託評価 ◆ 自動評価環境の構築 ◆ 評価用基板の回路/基板設計・製作 ◆ 計測評価用ソフトウェアの開発 ※NI社のLabVIEWTMを活用 (PCベースの開発からリアルタイム性を必要とする組み込みベースの開発まで) ◆ 続きを読む →
カスタム計測システム(計測システム開発受託サービス) 2022年6月25日2022年6月28日 カスタム計測システム(計測システム開発受託サービス) カスタム計測システム(計測システム開発受託サービス)について 計測システムの開発要素 計測用回路の設計・製作 治具の設計・製作 ツール・ソフトウェア開発 事例 標準システム販売 カスタム計測システム(計測システム開発受託サービス)について 【カスタム計測システム(計測システム開発受託サービス)】とは お客様の研究開発環境で求められる機能をオーダーメイドの「カスタム計測システム」という形でご提供いたします。 電子部品や製品に関する計測・評価システムをカスタム製作・開発受託するサービスです。 こんな方にオススメです 測定する必要があるが測定方法に不安があるので測定環境を構築してほしい 少し変わった評価をしたいが具体化のアイデアがない 市販計測器だけでは対応出来ない測定をしたい (ハード・ソフトを専用設計) 自動計測を行いたいがプログラミングは苦手 計測評価の自動化、各種モニタリングシステム、制御システム、データや波形解析の自動化解析ツール等、お客様のお困りごとに対し、長年培ったハード/ソフトの技術を活用して、課題解決していくことを特徴としております。 お客様からのご要望が多かったシステムはオリジナル商品として販売しております。 完成品としてのシステム提供 レンタル・リースによるシステム提供 お客様との契約に基づく受託開発 等、お客様のニーズに合わせ、課題解決のためのサービスを提供しております。 当社ではNI社のハードウエア/ソフトウエア(LabVIEWTM)を活用しながら、不足する領域はカスタム設計する形を得意としております。 超低抵抗評価(μΩやnΩ)や微小電流(nAやpA)、微小電圧(nV)、大電流(300 A)、高電圧(600 V/1200 V)等、ニッチ領域での要素技術に関するご要望も増えつつあります。 続きを読む →
若手技術者インタビュー(栗坂 俊弥) 2022年6月5日2022年6月7日 若手技術者インタビュー(栗坂 俊弥) 第一技術部 システム設計課 栗坂 俊弥 (2015年入社) 私の仕事 組み込み機器を中心とした電子回路設計/評価 民生品、医療用、車載機器など様々な製品の電子回路設計を担当しています。お客様のご要望をもとに回路の概要を検討し、詳細な回路設計を進めていきます。 また、設計した回路について製造後の動作評価も実施し、想定通りに動作するかどうかを確認します。お客様によって製品の機能や規模がピンキリで、幅広い製品技術に触れることができます。 評価では、様々な測定器を駆使して回路の具体的な動きを見られるのが面白いポイントだと思っています。想定通りにいかず修正に苦労することもありますが、完成品を納品した時の達成感はたまらないものがあります。 うれしかったこと お客様から技術力が高いと褒めていただけたこと 電子回路設計を担当して3年目の案件で、モーター制御基板の設計・評価を担当しました。 お客様からのご要望で、異なる制御ICを載せた2種の基板について、相当量のデータを取得することになりました。さらに、半導体不足による部品入手難から基板の製造が遅れ、当初3か月間かかる想定であった評価を2か月で完了する必要がありました。 そこで製造遅れに合わせて、あらかじめ評価結果レポートのたたき台を作成しておき、評価手順を工夫し2種同時に進めることで、なんとか2か月で納品することができました。 このレポートについてお客様から「クオリティーが高く大変満足している。納期にも間に合わせていただいて非常に助かった。」とのお言葉をいただいたときは感無量でした。 この会社を選んだ理由 やりたいことができて+αがあった 関西の企業で電子回路設計ができる会社を中心に就職活動をしていました。 その中で当社の企業説明会に参加した際、生産中止対応(生産が終了した部品を同等の別品に置き替える)の説明を受けてそれに興味を引き立てられました。 また、先輩社員のお話で「お客様のご要求を満足する仕様であれば自分の好きなように設計できる」という言葉が心に残って当社への就職を選択しました。 これまでのキャリア 入社:陸上無線局のシステム設計・評価(4年間)→ 電子回路設計・評価 先輩からの就職活動アドバイス! やりたいことが見えているならばそれを貫いていけばいいと思います。就職後、部署異動などで思っていたのと違う業務を担当することもあるかもしれませんが、それも技術の幅を広げるといった意味では無駄にはなりません。無理はせずポジティブにいることが大切です。 やりたいことが見つかっていないのであれば、説明会などで興味を惹かれるような会社(技術)を探してみるのがいいと思います。運命的な出会いがあるかもしれません。 株式会社 Wave 続きを読む →