CMOS[低耐圧MOSFET]とパワー半導体との違い 2017年9月19日2021年5月25日 みなさん、はじめまして。 パワー設計課パワー設計第一ユニットの岡田です。どうぞよろしくお願いします。 パワー設計課では、さまざまなパワー半導体製品の開発に関わっています。 (パワーモジュール評価サービスはこちら) パワー半導体は、さまざまな用途のスイッチング素子として使用されており、大きな電圧や電流を扱うのが特徴です(電圧では数100 Vから数kV程度まで、電流では数10Aから数100A程度まで)。 続きを読む → WTIブログ, 教育, 電源・パワエレ
ダイオードの種類とその特性の違い(PNダイオード編) 2024年8月2日2024年9月4日 こんにちは。電源設計課の久保です。 学生の頃よりも真面目に勉強しているのではないか、と勘ぐってしまうほどパワーエレクトロニクスの勉強中です。 以前どこかで聞いた話によると、学生時代の勉強(受験勉強)は「わからないことを理解するためのプロセスを理解する」ために必要な経験だそうです。 勉強でもスポーツでも、何かしら困難に感じることを乗り換えてきた経験とは、非常に役に立ちます。現在勉強中のパワエレも、学生時代の経験がきっと役に立っているはずです。 続きを読む → WTIブログ, 電源・パワエレ
微小電流評価サービス 2024年6月11日2024年6月12日 微小電流評価サービス 半導体・電子部品・絶縁材料のリーク測でお困りでは? 微小電流評価は当社にご相談ください! ●微小電流評価サービスとは ●微小電流評価サービス活用例 ●微小電流評価の課題と当社特長 ●お客様からのご要望が急増している評価サービス 微小電流評価サービスとは 微小電流評価は、パワー半導体の信頼性試験や絶縁材料のリーク電流測定などでニーズが高まっています。主にµA以下の電流測定を必要とするような場面で、ご依頼いただくサービスとなります。自動車、半導体、電子部品、材料メーカー様などからも多くのご依頼実績があります。 微小電流(数十pA~µA程度)を多チャンネルで常時モニタリング(測定)可能 高電圧印可時(~1000 V)の微小電流測定が可能 温度:-40 ℃~150 ℃、湿度:30~95 %rhまで対応 上記電圧・電流・温度範囲外の場合にも対応いたしますのでお問い合わせください。 微小電流評価サービス活用例 任意の温度・湿度環境で、多数を同時に測定 コンデンサ部品や半導体製品のリーク電流測定 絶縁材料のリーク測定 AEC-Q101、AQG-324に準拠した評価 (HTRB、HTGB、H3TRB) その他、微小電流に関してお気軽にお問い合わせください! 微小電流評価の課題と当社特長 微小電流の評価では、温度や測定環境(ケーブルや測定ボード自体)によっても誤差が生じ、安定した測定が課題となります。また多数のサンプルを同時に試験するとなると、その測定はさらに難しいものになります。 当社では、独自で開発・構築した環境を用いて、精度の高い微小電流測定を実現しています。 お客様からのご要望が急増している評価サービス ダイオード、MOSFET、IGBTの各種パワーデバイス及びパワーモジュールの静特性、スイッチング特性をはじめ、さまざまな評価サービスをご提供。 続きを読む →
USB PD GaN搭載品4機種+Apple(A2518) 分解・特性比較レポート 2023年7月28日2024年3月1日 USB PD GaN搭載品4機種+Apple(A2518) 分解・特性比較レポート New!USB PD GaN搭載品4機種+Apple(A2518) 分解・特性比較レポート ★日経クロステックに本レポートの一部が連載されました!↓↓↓ [2023.05.08号] 65W級GaN搭載USB充電器をガチ評価、総合1位は意外なメーカー [2023.05.10号] 65W級GaN USB充電器を4機種分解、各社各様の内部構造 [2023.05.12号] 65W級GaN USB充電器の回路を分析、4製品の輻射ノイズも計測 近年ではUSB充電器のスイッチングデバイスに窒化ガリウム(GaN)が採用されることが増えている。GaNパワー半導体はSi半導体と比べスイッチングロスが少なく、効率や発熱の面で有利とされている。また、デバイスサイズに関してもGaNのほうが小型化できることが知られている。 続きを読む →
日経クロステック(5月8日号)に当社が担当したUSB充電器の調査記事が掲載されました! 2023年5月9日2023年5月9日 5月8日の日経クロステック『気になるアレの「中身」に迫る!クロステック調査部』に、当社が調査を担当したGaNパワー半導体を搭載したUSB充電器の記事が、掲載されました。 今回の記事掲載にあたり、当社は、窒化ガリウム(GaN)パワー半導体を搭載した4台のUSB充電器(いずれも海外メーカー製)の内部構造の調査と充電器の性能評価を担当させていただきました。 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング, 電源・パワエレ
ダイオードのせん頭サージ電流(IFSM)とは 2022年11月1日 みなさん、こんにちは パワーデバイス設計課の中松です。 今回のブログでは、ダイオードのせん頭サージ電流(IFSM)についてお話ししたいと思います。 IFSMは、図1のように商用周波数(50Hz or 60Hz)の正弦半波1サイクルでの最大許容電流値です。 続きを読む → WTIブログ, 評価・試験, 電源・パワエレ
パワーデバイスの基礎講座 ダイオードと耐圧の考え方 2022年6月7日2022年6月6日 みなさん、こんにちは。営業の塩谷です。 以前に、「パワーデバイスの基礎講座」のご紹介をさせていただきましたが、今回は講座の中でも説明するダイオードについて、解説していきます。 まずダイオードの役割は皆さんご存知でしょうか?。ダイオードの基本的な役割は整流作用です。 続きを読む → WTIブログ, 教育, 電源・パワエレ
WTIナビゲートキャラクター「なみりん」のエアーPOPバルーン誕生! 2022年1月25日2022年1月24日 みなさんこんにちは、WTI営業部 塩谷です。 今回は当社ナビゲートキャラクターなみりんのご紹介です。 なみりんのエアーPOPバルーンがついに完成いたしました! ※エアーPOPバルーンとは・・・ 空気を入れて天井から吊るしたり、床に設置することで、広告物としての役割や、目印代わりに使用するポップ。立体的で存在感があるためアイキャッチ効果が高く、集客効果の高い装飾アイテム。 続きを読む → WTIブログ, 営業
書籍『マインドマップ 最強の教科書』を読んで 2021年9月7日2021年9月8日 こんにちは、パワーデバイス設計課パワー設計第二ユニットの山下です。 よろしくお願いします。 コロナ禍の中、皆さんはどう過ごされていますか?私は少しの時間を読書に割きました。 読んだ本は小学館集英社プロダクションから出版されている、トニー・ブザン著『マインドマップ 最強の教科書』です。 続きを読む → WTIブログ, 自己啓発
ESD試験とは 2021年6月1日2021年5月31日 みなさん こんにちは。 パワーデバイス設計課の藤田です。 初めての登場になります。 私は業務の中で半導体製品の試験を行っています。製品の信頼性を確認するため様々な試験を行いますが、そのひとつとしてESD試験があります。 ESD試験は私が携わっている半導体製品にかぎらず、電気回路が搭載された製品で幅広く行われています。そのため、実際に業務の中で実施されている方も多いと思いますが、今回は改めてESD試験の意味について、できるだけ分かりやすくお話しさせていただきたいと思います。 続きを読む → WTIブログ, 評価・試験, 電源・パワエレ