電子機器の構造評価で確認すべき内容とは? 2020年1月21日2021年3月5日 みなさん、こんにちは。第一技術部 構造設計課の竹森です。 我々は筐体設計を初期段階(構想段階)から課題抽出・方向性の検討を行い、仕様に応じて熱・応力のシミュレーションでそれぞれの課題を検証しながら進めております。 【筐体設計で必要となる技術はこちら】 機構設計(防水設計・小型化)の請負・受託 熱流体解析を用いた放熱対策 応力解析を用いた強度検証・対策 そして、設計後は仕様を満足しているかを試作品で評価する必要があります。今回は、モバイル通信機器の開発・設計業務で行う代表的な評価(落下試験、防水試験)についてお話しします。 続きを読む → WTIブログ, 機構・筐体
マイクロ波の応用はめっちゃ面白い! 通信は勿論、乾燥工程加速~植物生育促進~部分加熱まで 2019年11月25日2021年9月29日 マイクロ波は、携帯電話通信、WiFi、BLE、特定小電力無線、衛星通信/放送などの通信用途に広く利用されていて、私たちが日常生活を送る上で大変大きな役割を果たしてくれています。 でもマイクロ波の応用はそれだけではありません。 いくつか例を挙げてみましょう。 続きを読む → テクノシェルパ, 技術コンサル
半導体パッケージ紹介 第7弾『高放熱パッケージ』 2019年11月19日2022年12月6日 皆さん、初めまして! 東京事業所パッケージ設計課の秋元です。 前回の半導体パッケージ紹介 第6弾のブログでは、車載マイコン用半導体パッケージの特徴を紹介しましたが、今回は半導体パッケージの放熱対策について紹介します。 続きを読む → WTIブログ, 半導体パッケージ
電源に思ふ(スイッチング電源・リニア電源・デジタル電源) 2019年11月5日2021年5月25日 こんにちは。初めまして。Wave Technology(WTI)の田川です。 今春新たに電源設計課の所属となりました。 電源設計課のNew Faceとはいえ、弊社WTI入社以来”電源“と呼ばれる製品の開発設計にも携わってきました。 (WTIの電源設計サービスはこちらをご参照ください) 続きを読む → WTIブログ, 電源・パワエレ
カスタム計測の輪を広げよう♪! 2019年10月1日2019年9月25日 みなさんこんにちは。WTI 第二技術部 部長の矢野です。 今回は、 お客様でもあり協業パートナーでもある、A社様との関係 関係の中でカスタム計測がどのような役割を果しているのか その結果として、どのような輪が広がったのか といった内容を踏まえながら、“カスタム計測の輪の広がり”について、実例と合わせ紹介させていただきますね♪ 続きを読む → WTIブログ, カスタム計測・リバースエンジニアリング
電波法認証 技術基準適合証明(技適)の事前評価・申請代行 2019年9月12日2022年8月2日 電波法認証 技術基準適合証明(技適)の事前評価・申請代行 技術基準適合証明(技適)について、お困りではありませんか? Wave Technology(WTI)では、Bluetooth(BLE)、ZigBee またはLPWA(LoRa、Sigfox、Wi-SUN)、特定小電力(特小) 対応無線機器/無線設備や独自規格の無線機器/無線設備の技術基準適合証明(技適)について、TELEC(テレック)などの登録証明機関への申請代行をさせていただきます。 ※よくあるご質問はこちら 技術基準適合証明とは?(技適とは?) 「技術基準適合証明」、略称で「技適」と呼ばれる認証を受けたものに付与されるマークです。 総務省のページには、以下のように記載があります。 『無線通信の混信や妨害を防ぎ、また、有効希少な資源である電波の効率的な利用を確保するため、無線局の開設は原則として免許制としており、当該無線局で使用する無線設備が技術基準に適合していることを免許申請の手続きの際に検査を行うこととしております。 ただし、携帯電話等の小規模な無線局に使用するための無線局であって総務省令で定めるもの(特定無線設備)については、使用者の利便性の観点から、事前に電波法に基づく基準認証を受け、総務省令で定める表示(技適マーク)が付されている場合には、免許手続時の検査の省略等の無線局開設のための手続について特例措置が受けられます。』 簡単に説明すると、『“無線局として免許取得”or“技適マークを取得”しないと電波を出せません』ということです。 もし認証を受けずに電波を出したら、電波法違反となってしまいます。 技術基準適合証明(技適)の事前評価 申請代行の流れ ご依頼から証明書発行まで最短で1ヵ月となります。 技術基準適合証明(技適)と工事設計認証の違い 日本では、「技術基準適合証明(技適)」と「工事設計認証」という2段階の認証があります。 実はこの2段階の認証制度は日本独自の制度です。 技適(:技術基準適合証明) 登録証明機関にて、無線設備1台1台について試験等の審査を行った上で証明を行います。 工事設計認証 特定無線設備が技術基準に適合しているかどうかの判定について、その設計図(工事設計)及び製造等の取扱いの段階における品質管理方法を対象として、登録証明機関が行う認証制度です。 どちらも基本的に認証手順は同じですが、工事設計認証では、量産工場について資料の提出が必要になるところが少し違います。 技適および工事設計認証の申請時にご準備していただくもの 申請に際しては、通信方式や電波の型式、定格出力等を記載する申請書を提出します。また、認証試験ではテストモードで動作させることが必要となります。対象の無線機器/無線設備についての以下の情報、書類、申請する現品をお客様よりご提供いただく必要がございます。 なお、申請する通信規格によって準備していただく内容が異なる場合がありますので、詳細はご依頼時にご確認ください。 ① 続きを読む →
#060 EMI対策 ~伝送線路3(インピーダンス2)~ 2019年9月11日 今回は、引き続きインピーダンスのお話です。 前回ではCMOSドライバの出力インピーダンスを求めました。 続きを読む → EMI対策, 電子回路設計 ヒントPLUS☆
知ってます?基材の種類と用途 2019年8月27日2021年6月11日 みなさん はじめまして。第一技術部 基板設計課の稲岡です。 5/14の木戸さんのWTIブログ『特性インピーダンスと基板設計』にて、基板の種類や製造工法(サブトラクティブ法、セミアディティブ法など)などで、配線幅や層間の設計値と仕上がり値が異なることのお話しをしました。(当社の基板レイアウト設計受託サービスはコチラ) 今回は基板にはどんな種類があるのかをお話しします。 続きを読む → WTIブログ, 回路設計, 基板設計
無線モジュール搭載IoT機器の開発には幅広い知見と技術が必要です 2019年8月20日2021年3月24日 みなさん、初めまして。 ソフトウェア設計課の宗平と申します。よろしくお願いいたします。 (当社のソフトウェア開発受託サービスはコチラ) WTIブログにこれまで幾度となく登場してきたキーワードとして、「IoT」や「無線通信」がありますが、無線通信機能を有するIoT機器を一から製作するには、技術的に困難な課題がいくつか存在します。 続きを読む → IoT, WTIブログ, ソフトウェア, 高周波・無線
半導体パッケージ紹介 第6弾『車載用マイコン』 2019年8月6日2022年12月7日 皆さん、こんにちは!東京事業所パッケージ設計課の小笠原です。 今回は自動車に搭載される車載マイコン用半導体パッケージの特徴を紹介します。 続きを読む → WTIブログ, 半導体パッケージ