Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

EMC対策セミナーに技術者からの熱い眼差し。 EMCの勉強はWeb検索もお勧め

「テクノシェルパ」を提供しております、株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英でございます。

今日はEMC対策のお話です。

技術セミナーで人気講座の1つに、EMC対策をテーマにしたものがあります。

展示会に併設されたEMCセミナーなどは、どこも一杯で、立ち見の人もおられて、人気のほどが窺えます。

私も自分の勉強のためにEMCセミナーに参加することがありますが、そこでは面白い場面に遭遇することがあります。
講師の方が一般的なEMCの原理などの説明をされているときは、参加者の方たちはあまり熱心に聞いておられず、うとうとしている人も結構おられたりします。

しかし、講師の方の話がEMCの具体的な対策に移った途端、状況は一変するのですね。
さっきまで睡眠学習されていた人も姿勢を正して、真剣聴講モードになります。全員が講師の方の話を聞き逃すまいと、一生懸命ノートを取っているのです。

つまり、聴講者の方々が知りたいのは、自分達が今まさに直面しているEMCトラブルをどう解決したらいいのか、また、EMCトラブルが発生しないためには予め何をしておけばよいのか、そのヒントとなる内容ということでしょう。

昨今、EMC規制がますます厳しくなってきていて、その背景には、半導体が高性能化し動作が高速になっていることで高周波ノイズが発生しやすくなっていること、加えて、半導体の低電圧動作化により、外乱ノイズの影響を受けやすくなっていることがあります。

弊社を含めノイズ対策のサービスを提供する企業への依頼数が増えてきていることによっても、近年の切実な電磁ノイズ対策の必要性を感じ取ることができます。

EMC対策を学びたいという需要は今後ますます高まるでしょう。

勉強には、セミナー受講も有効ですが、より手っ取り早い方法として、ネット上の情報を収集する方法がお勧めです。 「EMC対策」などの検索キーワードで探すといろいろなアドバイスがヒットして非常に参考になります。

あまり目立ってはいないかもしれませんが、当社WebサイトにもEMI対策の各種ノウハウを記載していますので、たまに以下のリンクを覗いてみてくださいね。

リスト後半の、「#046 EMI対策 ~磁性シート~」から「#062 EMI対策 ~伝送線路5(アンダーシュート1)~」は、小さなリケジョの“なみりん“が登場して、博士との対話を読んで学べるようになっていますので、特に分かりやすいと思いますよ。

ちなみに、当社サービスにはEMC対策コンサルもございます。
⇒ EMC対策コンサルサービス

 

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