「テクノシェルパ」を提供する、株式会社Wave Technology(WTI) 社長の石川高英です。
WTIが提供する、技術コンサルティングと技術者教育のブランド「テクノシェルパ」。実は最近、新しいコンテンツを順次追加していっているのです。
Webページ開設当初から掲載していました、位置検出技術のコンサルに加えまして、新たな技術コンサルメニューを次々に載せてきています。
追加メニューがどんな内容なのか、以下に少し紹介させていただきます。
◆電子機器/回路から発出するノイズの防止対策(EMC)のコンサルティング
EMIノイズ対策を行うには、まずノイズの原因を特定する必要があります。
そのために、電波暗室、V型LISN、Δ型LISN、EMIレシーバーなどを完備する測定環境でノイズの状況把握のための測定が必要です。
これらの設備を常備しているWTIならではのスピーディなノイズ対策コンサルが特徴です。
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◆筐体の防水設計コンサルティング
筐体を防水化する要求が近年増加してきています。 防水筐体をカット・アンド・トライ方式で設計・試作してみても、試作の繰り返しが多くなり、設計効率が上がりにくいものです。
当社が得意とする、応力シミュレーションを駆使して防水設計の方向性を見極めた上で設計を行いますので、無駄な試作回数を減らすことができ、その結果、時間とコストが節約できます。 お客様には、製品の実状を見極めた上で防水設計の最適な方向性をコンサルティングでお示ししております。
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◆熱・応力解析コンサルサービス
電子機器は内部から発熱しますので、品質を担保するためにも発生した熱をうまく逃がすことが大事です。また、温度変化により電子機器内で応力が発生したり、が変形したりしますので、それらが製品の信頼性上、問題がないように予め対策しておく必要があります。
過去からの経験でそのような設計を行うこともできるのですが、作って試験して駄目なら作り直すという方法は、時間がかかることが多いのです。
フロントローディング的思考を採用し、設計段階において熱と応力を正確に見積もり、製品に採用する構造や材料を決めていけば、設計効率は顕著に上がります。
お客様の開発製品を充分に解析した上で、どのような点に注意すれば効率的な設計が行えるのかを助言させていただきます。
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最近追記しましたサービスはまだあと4つあります。
この続きは次回に紹介させていただきます。
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