Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

IoTは3つに分けて理解する

IoTには興味もあるし、いずれ自社製品やサービスに取り入れたいとは思っていても、世の中の情報があり過ぎて、かえって全体像がどうなっていて、このニュースはどの部分のことをレポートしているのか、いまひとつ掴みにくいと感じられたことはないでしょうか。

そういう場合にお奨めなのは、「3つに分けて理解する」ということです。
どんなIoTのシステムも必ず以下の3つの部分が含まれています。

  1. センサ
  2. 情報伝達
  3. 情報管理・分析

1.の「センサ」は、状況をデータ化するための、人の機能で言うと「5感」にあたる部分です。

2.の「情報伝達」は、センサで把握した状況情報を伝達する、人体の「神経」にあたります。

3.の「情報管理・分析」は、状況情報を蓄積したり管理したり分析したりする、人の「脳」にあたります。

IoT関連のニュースや報道を見たり読んだりする際、上記1.~3.の内、どの部分の話をしているのかを意識すると理解するのが楽になります。

テクノシェルパの第1弾としてご提供するIoT技術コンサルは、1.のセンサ部分です。

搬送車、重機などの移動する機器の位置をGPS信号の届かない倉庫などの室内であっても正確に割り出す技術です。

これは、複合センサ(センサヒュージョン)とアルゴリズム計算によって可能となる、当社独自サービスです。

そして、2.の「情報伝達」は、WTIが得意とするワイヤレス情報伝送技術、3.の「情報管理・分析」はWTIがカスタム計測システムとしてサービスをご提供している分野でございますので、これらの領域も合わせて技術コンサルさせていただくことが可能です。

そしてIoTのシステムには、4番目の機能として、「アクチュエータ」が含まれる場合もあります。これは、3.の「情報管理・分析」の結果を踏まえて自動的に動作をさせる機能です。人体で言えば「筋肉」にあたります。

今回は、IoTは、以上の3つ(または4つ)のどの機能の内容なのかを判別しながら聞くと理解しやすいというお話でした。

IoT機器設計技術の導入にご興味がある方は下記をご覧ください。

 

移動体の位置検出コンサルサービス

 

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