熱流体解析 受託サービス
発熱や日射などの熱課題に対して、経験豊富な技術者がCAE解析(熱流体解析)で解決します。
このようなことでお困りではないですか?
✔ 開発段階で製品温度や熱課題の有無を予測したい
✔ 放熱対策を施したいが知見がない
✔ 製品内の測定しにくい個所の温度を測定したい
✔ 試作品に放熱対策を施しているが効果が出ない
✔ 社内用や客先報告用に熱設計のエビデンスが必要である
このようなことでお困りの場合は、ご相談を無料でお受けしておりますので、まずはお気軽にお問合せください。経験豊富なCAE技術者が個々の技術相談とその解決にあたります。
初期のご相談ではお客様のお困りごとをお伺いさせていただき、解決のための最適なサービスをご案内させていただきます。
熱流体解析受託サービスには次のラインナップがございます。
熱流体解析受託サービス一覧
メニュー 価格 備考 ① 設計の妥当性相談 5万円~ 放熱設計の妥当性について、専門家による意見やアドバイスをお聞きになりたい場合に有効なサービスです。お電話やWEB会議でのインタビュー形式でお客様が抱える課題についてお伺いしアドバイスさせていただきます。 ② 熱課題簡易診断 10万円~ お客様から設計情報(筐体サイズ、換気有無、消費電力、目標温度、等)をご提供いただいた上で、筐体表面温度、内部空間温度、発熱部品温度などがどの程度上昇するかを簡易診断いたします。ご報告までのリードタイムは、設計情報をご提供ただいてからおよそ3営業日となります。
放熱効果について定量的な診断をご希望のお客様に有効なサービスです。詳細はこちらからご覧ください。③ 熱課題対策検討 30万円~ CAEによる詳細解析や熱実測(試作品がある場合)などを実施したうえで、熱設計上の課題を明確化し、具体的な対策案までレポートさせていただきます。
熱対策の知見がなく、放熱設計を全て外部に委託したいとお考えのお客様や、既に試作品などで熱課題が顕在化しており対策にお困りのお客様などに最適なサービスです。
熱流体解析 受託サービスの特長
WTIの熱流体解析受託サービスの特長は、CAE解析と 熱実測 の両方をCAE解析技術者が対応しており、実物とシミュレーションの結果との差異を検証してモデリングに反映できることです。
これらの知見を活かしてより良い設計支援の受託サービスをご提供します。
熱実測の知見から | ・・・ | 実機の状態を反映したモデリングが可能です |
CAE解析の知見から | ・・・ | どこに着目して温度測定するべきかが分かります |
熱流体解析の解析事例
製品 | 特徴 | キーワード |
ハンドセット (陸上、海上) |
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防水筐体 ファンレス |
高周波電源 |
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強制空冷(FAN) IGBT、FET ジュール発熱 空冷、水冷 |
発電設備 |
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日射 風路設計 フロントローディング |
半導体製品 |
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ジャンクション温度 熱抵抗 JEDEC規格 |
評価・分析
項目 イメージ 特徴 断面研磨
断面研磨(PKG)
- 電子部品を物理的に削っていくことで、部品の断面図を取得し内部構造を分析します。
X線分析
- 非破壊で内部構造の観察、測長などが可能です。
温度測定
(熱電対、サーモビューア)
熱電対
サーモビューア
- 点で測定する熱電対と、面で測定するサーモビューアを対象物に合わせて測定します。
- JEDECチャンバやオイルバスを用いて安定した温度環境での測定が可能です。
(→ 該当技術ページ「半導体パッケージの熱抵抗測定技術」)温度測定
(ジャンクション温度)
熱抵抗測定環境
熱抵抗評価品パッケージや実製品パッケージにおいて、ダイオード特性を示す端子を用いてチップ温度を測定します。 - ダイオード特性の検量線はオイルバスを用いて事前に評価します。
設計ツール
熱流体解析ツール(CFD※) Simcenter Flotherm / Flotherm XT
※CFD(Computational Fluid Dynamics): 流体解析
WTIブログへのリンク
- 製品の熱マージンがもうない!正しく予測するには半導体を知る必要がある
- 2017年度インターンシップの受入を終えて
- シミュレーション技術者の悩みどころ
- 熱シミュレーションは簡単にはできない
- 温度変化で発生する熱応力は、想像以上に大きい
- CAE解析における熱応力の考え方
- シミュレーション結果のフィードバック先は機構設計
- 熱問題の対処には予防診断が必要!
- 電子機器の構造評価で確認すべき内容とは?
- 後付け熱対策、追加熱対策が必要!どうする?
- CAE解析を活用した機構設計