昨日、「本日、日刊工業新聞に当社の測位技術の紹介記事が載りました ~屋内自動走行のための高精度測位技術~」で当社の新技術サービスが新聞記事になったことをご紹介しました。
その技術内容が本日プレスリリースされましたので、お知らせいたします。
「AR(Augmented Reality:拡張現実)活用による高精度位置測位技術提供サービスを開始
屋内搬送車や特殊車両の自動走行に高精度位置測位技術で貢献」
自律航法*1の課題である位置情報の累積誤差を画像処理技術の一つであるAR技術を活用することで補正する新しい方式を開発することにより、GPSが受信できない屋内倉庫などの環境下でも高精度、且つシステム導入しやすい位置測位システムが構築できるようになりました。
(*1 自律航法:絶対位置を定義したポイントからの移動距離と方位を、車速パルスやジャイロセンサで検出して位置を特定する技術)
そのやり方はとてもシンプルです。
一辺30 cm程度のマーカを壁や柱の何か所かに張るだけ!
このため、電波方式などサインポスト方式では不可欠となっていた建屋内工事は不要になります。
廉価でセンチメーター級の測位精度が得られるこの方式が、搬送車の自動走行に採用されることにより、工場や物流倉庫の3密を避けることに大いに貢献していくことでしょう。
この技術の説明動画はこちらでご覧になれます。
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