製品の筐体設計が完了し、いよいよ本金型を発注しようとするとき、なんだか背中がちょっぴりひんやりする~、なんてことはないですか?
「本当にこの金型でいってしまっていいかな? あとで製品に問題が起こったりしないかなぁ」という、なんだか最終的にしっかりとした自信が持てなくて、しっくり来ていない状態のことです。
そのままGOしてうまくいくこともあるでしょう。 また、そうでないことも...
いずれにしましても、筐体設計に何らかの不安要素が残っていますと、そのような不安な気持ちが残りやすいものです。
自社に筐体設計者、金型設計者が何人かおられる場合は、複数の技術者のチェックをかけることで設計の確からしさを担保することができます。
しかし、そうでない場合、あるいはそもそも筐体設計者が社内にいないため設計を外注した場合には、本金型を発注する段階になっても、自社内で筐体設計の最終結果に確証が持てないことがあります。
そのようなときに、背中が「ヒヤッと」するという訳です。
本金型を発注して量産に入った後で、製品筐体に漏水が発生したり、抜き取り落下試験で破損したりするようなことがもし起こってしまえば、対策が非常に困難になります。
そうならないためにも、量産に入る前、つまり本金型を発注する前の段階で、筐体設計の最終チェックを第三者に行ってもらうことが有効でしょう。
社内にエキスパートがいない、又は対応してもらうことが難しい状況がある場合、筐体設計の第三者チェック作業をアウトソースシング(外注)する方法があります。
筐体設計や応力シミュレーションを、提供サービスとして保有しているエンジニアリング会社・開発設計会社などは頼りになるはずです。
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