株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英です。
当社の数あるブログの中で人気の高いものとして、「スミスチャートとは?」のシリーズがあります。
- スミスチャートとは? ~きちんと知ると便利です~
- スミスチャートとは? ~きちんと知ると便利です~(その2)
- スミスチャートとは? ~きちんと知ると便利です~(その3)
- スミスチャートとは? ~きちんと知ると便利です~(その4)
人気の秘密は、当社、テクノシェルパ・コンサルタントの河野が分かりやすく解説していることとともに、スミスチャートを苦手に感じておられる技術者の方も少なからずいらっしゃるのだろうと理解しています。
スミスチャートは、無限空間を有限の空間の中に表現できるようにしたという意味で、極めて画期的なグラフなのですが、むしろそのために、最初は頭のなかに「?」がいくつも立ち上がって、戸惑ってしまうかもしれません。
しかし、これらのブログのサブタイトルにありますように、「きちんと知ると便利」というのは本当です。
また、もしあなたが高周波(RF)の設計をこれから担当するということなら、不可欠中の不可欠なツールなのです。
設計作業に従事するとき以外でも、ネットワークアナライザなどの高周波測定器による測定結果は、基本的にスミスチャートで表示されますし、他の高周波(RF)技術者と議論する際にもスミスチャートはつきものです。
ですから、これから高周波(RF)の設計に携わる技術者は勿論ですが、設計まで担当しなかったとしても、業務上高周波(RF)に何らかの関りを持つ人は、スミスチャートの使い方を学ぶことになります。
「でもやっぱり、とっつきにくいなぁ」と感じる方は、まず、テクノシェルパ・コンサルタントの河野がYouTubeに初登場して解説している動画をご覧になるところから始めるのがお勧めですよ。
その後、ブログの文章の解説と合わせて勉強するとなお良いですね。
ちなみに、「電子回路設計ヒントPLUS」では、波秀(なみひで)博士がなみりんに、やさしくスミスチャートの解説をしているものもありますので、こちらもあわせてご覧ください。
テクノシェルパでは、技術者教育のプログラムをご提供しています。