WTI社長ブログでは、採用面接やインターンシップの際に、学生さんからいただいたご質問に、私がどう答えたかについて時折紹介してきています。
今日ご紹介するご質問は、「御社が継続的に発展している理由を教えてください」です。
質問してくださったこの方は、世界経済、技術イノベーション、国際政治の動向などによって、エレクトロニクス関連企業の業績が大きく変化してきたことをメディア報道などでよくご存じのようで、そのような中にあって、当社WTIの業績が比較的堅調に成長してきている秘訣がどこにあるのか、と質問してみたいとお考えになったのでしょう。
良いご質問です。お訊ねくださいまして、ありがとうございました。
当日の私の答えに少し言葉を補って、以下に書かせていただきます。
当社発展の理由として、教育、自社研究開発、設備投資の3つがあると考えています。
1. 教育
社内に技術教育センターという名称の技術教育を施す組織があります。
新人は勿論、中堅技術者も含めてしっかりと技術教育を行う仕組みが整っています。
講師陣は博士号取得者を含む大手企業出身の非常に優秀な方々ばかりで占められており、みっちりと、でもやさしく教えてもらえる当社自慢の技術教育専門組織です。
この教育の仕組みによって、当社がお客様にご評価いただける、高いレベルの開発設計を行うことを可能にしています。
2. 自社研究開発
技術の進歩は日進月歩です。
お客様の開発設計促進業を標榜する当社にとって、技術レベルを引き上げることは継続的な課題です。
当社は開発組織を保有しており、大学と共同研究を続けてきています。
近年では、長年取り組んできました磁気共鳴ワイヤレス給電の設計技術をサービスインし、多くのお引合いをいただいております。
今年度も複数の研究開発テーマを並行して進めておりまして、いずれも来年度のサービスインを目指して最後の仕上げにかかっています。
今後も当社の技術サービスのレベルアップを図るために、研究開発はしっかりと継続していきます。
3. 設備投資
高まる一方のお客様のご要望にお応えするためには、新しい設備を果敢に導入する必要があります。
近年では、電波暗室や防水試験装置などを導入しています。
⇒ 電波暗室レンタルサービス ~ ノイズビジョン11 ~
⇒ 防水試験受託/請負サービス
導入以来、たくさんのご依頼を頂戴し、世の中のお役に立てていることを嬉しく思っています。
今後も開発設計促進のお役に立てるよう、設備投資もしっかり行っていきます。
以上の3つが、過去から当社経営陣が構築し維持・向上してきた、当社の発展の原動力になっている重要施策であると考えています。
今後もしっかりとその意思を引継いでさらなる発展を目指します。
これからも、お聞きなりたいことは、是非ご遠慮なく質問してみてください。
一生懸命答えますので。
【 ご質問へのお答え: 過去ブログ】
- 学生さんからの質問への答え:「電気・電子系以外の専攻の人は、入社後WTIの技術者としてやっていけるものでしょうか?」
- 学生さんからの質問への答え: 「実務経験を持たない新卒者を雇う経営的な意味は何でしょうか?」
- 学生さんからの質問「学生時代には、何をやっておけばいいでしょうか?」への答え
- 学生さんからの質問「海外との取引はありますか?海外企業との仕事を増やす予定はありますか?」
- 学生さんの質問「資格を取ると採用に有利になりますか?」
- 学生さんからのご質問「ある程度のレベルの技術をいくつも保有している人って、どうなのでしょうか?」への答え
- 学生と社会人の違いとは
【関連ブログ】
それから、新卒採用につきましては、こちらをご覧ください。
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