Mr.Smithについて
Mr.Smithは、パソコン上で利用できるスミスチャート計算ツールです。
Mr.Smithがリアクタンス計算や正規化計算を自動で処理するので、スミスチャートを使ったインピーダンス変換の設計が簡単に行えます。
「Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎」講座を申込された方へ無償で進呈いたします。下記ご使用上の注意事項等をご確認のうえ、ボタンからMr.Smithをダウンロードしてください。別途メールにて認証コードを送付いたします。
沿革
初版は1995年、フリーウェアとしてCQ出版社の「トランジスタ技術」誌にて発表、同社より配布されました。
その後、OS(Windows)の世代更新に合わせて更新し、CQ出版社「RFワールド」誌、Webマガジン「月刊FB News」誌で配布されているものを、今回大幅に更新してVer4として公開しています。
version 4.2は当社が主催する技術講座「Mr.Smithで学ぶインピーダンスマッチングの基礎」の教材用として受講生の方に配布するもので、内容はVectorで公開しているシェアウェア(Ver4.2)と同じです。
動作環境
OS | ●日本語版 Microsoft Windows7 32bit ●日本語版 Microsoft Windows10 64bit にて動作することを確認しています。 ※Windows11 での動作確認は実施していません。 |
必要メモリサイズ | 実測で以下のとおりです ●起動時 :約32Mbyte ●周波数11points/マーカ数4/SWR目盛×2、Q目盛×2、補助線全項目描画:約36Mbyte ●周波数1601points / マーカ数20 / SWR目盛12本描画時:約500Mbyte ※一般的な整合回路設計なら、概ね100Mbyte以下、VNAの測定データなどを取り扱った場合で500Mbyte以下です。 |
必要ストレージサイズ | ●約128Mbyte(インストール後の実測値) |
作者
インストール方法
適当なローカルフォルダにダウンロードしたMr_Smith_4_2_for_WTI.zipを展開し、setup.exeを実行してください。
なお作成したフォルダはアンインストール時、アップデート時に必要になるのでインストール後も削除せずに残してください。
またデジタル署名ができないためインストールに際しては警告メッセージが表示される場合がありますが、使用上問題はありません。何卒ご了承ください。
アンインストール方法
コントロールパネルの「プログラムと機能」から削除できます。
制限事項・認証方法等
インストール後は弊社から提供される認証コードで認証の上、ご使用ください。
認証の方法についてはインストールしたソフトウェアのヘルプ「最初にお読みください」をご参照ください。
Mr.Smithの著作権は制作者の濱田倫一氏が有します。
本ソフトウェアを使用した結果について、制作者、配布者は一切の責任を負いません。
計算結果等の精度や妥当性についてはご利用各位の責にてお確かめのうえご使用ください。
なお、計算結果に対するお問い合わせにはお答えいたしかねますので、あらかじめご了承ください。
その他
Mr,Smithの活用方法については、WTI社の技術講座の他、以下の文献をご参照ください。
1. RFワールド No14 P75「Mr.Smithで学ぶインピーダンス・マッチングの基礎と広帯域設計の勘所」 (CQ出版社)
2. 月刊FB NEWS(Webマガジン)「Mr.Smithとインピーダンスマッチングの話」