ノイズの周波数を把握するのには、まず、電波暗室中で電磁波可視化システム(⇒ http://www.wti.jp/contents/emi-02.htm)を使ってノイズ放射を捉え、その後スペアナで周波数を把握します。
次に、ノイズ周波数解析ツール(⇒ http://www.wti.jp/contents/emi-03.htm)にかけることで、その周波数のノイズの発生源を把握することができます。
上記の設備を自社で保有していれば、社内でノイズ源の特定を進めることができますが、設備を保有されていない場合は、設計/開発会社に委託することで、設備投資の必要もなく容易に特定作業を進めることができます。
ノイズ源が判明して、それが例えばCPUのクロックであった場合、回路設計者として半導体内部のノイズ源にまで手を打つことは難しいため、それ以外の対策を考えることになります。また例えば、不要発振が回路内で起こっていることが判明すれば、発振抑制対策を講じます。