Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

受信部無線規格 ~受信部の無線規格はどんな項目があるの?~

みなさん、こんにちは。
株式会社 Wave Technology 第一技術部システム設計課の濱出です。

前回は受信特性に重要なLNA(Low Noise Amplifier)の選定についてお話をさせていただきましたが、今回は受信部の無線規格について簡単でありますがお話をさせていただきます。(当社の無線機器の開発事例はこちら

無線機の受信部は微小電波を単に受信できるだけではなく、世の中に使用されている他の無線機の影響を受けても正常に電波を受信できるように規格が定められており、この規格に則った設計が必要となります。

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EMCに関する専門書の第1章を執筆しました!

テクノシェルパ技術コンサルタントの原田です。
今回、私が分担執筆した書籍が発刊される運びとなりました。

株式会社情報機構から出版される「EMC規格/改訂への対応とノイズ対策・設計ノウハウ」で、この中の「第1章 EMC 設計のために必要な基礎知識」を執筆いたしました。

この本の趣旨は「EMCにおける規格対応/設計に必要な技術要素や企業体制構築の一助となる情報提供」となっており、詳細は https://johokiko.co.jp/publishing/BC210602.php をご参照ください。

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電子機器と部屋の換気方針は同じ ~風の流れ先を考えてファンを配置する~

みなさんこんにちは。構造設計課の瀬角です。

WTIブログで部屋の換気と電子機器の換気には共通点があり、風の入口と出口を設けることを紹介させていただきました。

今回は、扇風機やファンを使って部屋や電子機器の内部の空気を循環あるいは換気する際に、ファンの出口側だけでなく入口側も重要であることを紹介します。

当社の熱設計サービスはこちら

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屋内作業者の動線分析 その手法とは?(その2)

みなさんこんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの赤谷です。

前回のブログ(屋内作業者の動線分析 その手法とは?(その1))では、作業者の動線分析を行うニーズが高まっている背景について説明しました。

今回はその具体的な手法について説明いたします。

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EMC規格の概要

テクノシェルパ技術コンサルタントの原田です。

前回のブログでEMCの歴史について触れ、電磁波障害の問題とそれに対応する規制は車の両輪のように発展してきたことを述べました。

今回はその規制を定めるEMC規格の概要について説明致しますので、ご参考にしていただければと思います。

(EMC対策コンサルサービスはこちら)

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オーディオ回路にセラミックコンデンサはNG

みなさん、こんにちは。第一技術部の赤谷です。

最近、モバイル機器の普及と共にセラミックコンデンサの小型化と大容量化は目覚ましい進歩を遂げています。私が入社した20年くらい前は、10 µF以上のコンデンサとなると電解コンデンサってイメージがありましたが、今ではセラミックコンデンサにも100 µF以上のラインナップがあるようです。

サイズも0603サイズ(0.6×0.3 mm)以下のものがよく使われており、製品小型化の一役を担っています。(回路デバッグでは交換に苦労するのですが・・・)

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「国際物流総合展2021 in 愛知」へ出展しました

みなさん こんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの河野です。

当社のブログで何度かご案内させていただきました「国際物流総合展2021 in 愛知」が3月9日(火)~3月12日(金)にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催され、当社の屋内測位技術の3つの新方式を出展いたしました。

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【まもなく開催】国際物流総合展2021 屋内位置測位の新方式をデモ展示

みなさんこんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの赤谷です。

当社ブログでも何度かご案内させていただいておりますが、次週3月9日(火)~3月12日(金)にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される「国際物流総合展2021 in 愛知」に、屋内位置測位の新方式についてデモ展示いたします。

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ぶれない防水筐体の開発とは ~熱・強度・防水に関わる課題抽出は製品開発の企画(構想)段階から始めよう!~

こんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの竹森です。

以前のブログで開発初期の熱対策についての重要性をご紹介しました。特に防水性能を求められる製品の筐体設計は基本的に密閉構造となるため、開発初期に放熱性を考慮した筐体設計ができるかどうかが重要なポイントです。

また、小型化を重視する製品では応力解析による強度計算も欠かせません。

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