Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

スミスチャートとはどういうものか? ~スミスチャートを視覚的にとらえよう~

スミスチャートを初めて見たとき、なんてヘンテコな模様なのだろうって思いませんでしたか。「円の中に模様のような曲線がいっぱい入っていて、なんだか複雑そうだし、どうしてこんな形なのだろう?」なんて思いませんでしたか。

今回は、スミスチャートの図柄を数式で表現すること抜きに、視覚的にざっくりと理解してみようという試みです。

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開発設計会社に依頼されるアンテナ設計案件には、どのようなものがあるのか? ~様々な分野のお客様から、様々な種類のアンテナ設計のご依頼をいただきます~

当社が長年携わってきております、マイクロ波など高周波(RF)分野の開発・設計・評価のサービスには、日頃、様々なご依頼をいただいております。

その中で、本日は、アンテナ設計に関してご紹介させていただきます。

まず、アンテナ設計のご依頼をいただくお客様としましては、以下のような業界のお客様からご用命をいただくことが多くあります。

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「電子回路設計 ヒントPLUS☆」は、電子回路・機器設計を行う際のヒントとなるノウハウを、WTIエンジニアが惜しげもなく公開中

株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英です。

今回は、皆様にご愛読いただいております、当社Webページの「電子回路設計 ヒントPLUS☆」ですが、コンテンツがかなり貯まってきましたので、どのような中身になっているのか、この機会にあらためてご紹介させていただこうと思います。

まず、2020年9月時点で、以下の5つの技術分野が掲載されています。

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技適(電波法認証 技術基準適合証明)とは何か? ~実は技適のおかげで誰もがスマホを使えるんですね~

株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英です。

当社にいただくご用命の中で最近特に増えてきていますのが、「技適」の代行申請です。

「技適」とは技術基準適合証明のことで、これを取得することで、無線局の免許を取らずして機器から電波を発射することができるようになります。

この技適の制度があるおかげで、私たちの身の回りにある電波を発射する機器(パソコン、スマートフォン、コードレス電話、無線ルーター、電子レンジなど)は、消費者がそれぞれに無線局の免許を申請して取得しなくてもそのまま使用することができるという訳です。

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オンライン会議に求められるもの ~WTIのテクノロジーで貢献~

株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英です。

新型コロナウイルスの影響でコミュニケーションのオンライン化が急速に進む中、以下のような状況になってきています。

  1. 目の前の仕事を進めるための必要な情報や意見の交換はオンラインで問題なくできる。
  2. オンラインでは、相手がどう感じているのかまではよく分からなくて、職場の人たちとの心理的な繋がりが希薄になっていないか少々心配。 必要なこと以外は話さないので、何気ない雑談から将来ビジネスのアイデアなどが生まれるということは少なそう。

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分布定数回路とは?

分布定数回路とは、配線の距離が有限の電気・電子回路のことを指します。 分布定数回路の反対の概念は集中定数回路です。 分布定数回路とは何かを理解するためには、まず集中定数回路の特徴を理解し、次に「集中定数回路ではない回路」として分布定数回路を理解してみましょう。 続きを読む

同軸ケーブルの特性インピーダンスは任意に設定できるのか?

同軸ケーブルは、マイクロ波などの高周波信号の伝達でよく使われます。

同軸ケーブルの特性インピーダンスZ0は特殊なものを除いて、50Ωか75Ωです。これら以外の、例えば、63Ωや37Ωなどの特性インピーダンスを持つ同軸ケーブルは見かけることはまずありませんよね。

50Ω、75Ω以外の同軸ケーブルは特別に作るなどしないと入手は難しいでしょう。

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技術コンサルティングはこういう使い方をする

当社への技術コンサルティングのご要望が最近増えてきています。

ご参考のため、どのような内容がコンサルティングとしてご要望されるのかについてお話します。

  1. 自社で当該技術は保有しているが、どうも開発品の性能が出ない。どこを直せばよいのか現物を見て対策を教えて欲しい。
  2. 現在、自社でこの技術を保有していないが、今後は自社で設計できるようにしたいので、技術を伝授して欲しい。

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IoTの情報伝送はやはり無線で! でもどうやって?

以前のブログで、IoTは「3つに分けて理解する」と分かりやすいことをお話しました。

どんなIoTのシステムも必ず以下の3つの部分が含まれているというお話でした。

  1. センサ
  2. 情報伝達
  3. 情報管理・分析

この中で、2.のIoT機器のセンサーで取得したデータを伝達することについては、有線か無線かを選択することになります。

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