みなさんこんにちは。Wave Technologyの森です。
今回のブログでは、EOL案件を一例にWTIのサービスをご紹介いたします。当社のサービスを知っていただき、ご活用いただくことで、とどまることを知らない技術者不足や開発リソース不足でお困りのお客様のお役に少しでも立てれば幸いです。(WTIのEOL対応サービス(生産中止・ディスコン)はこちら)
WTIの保有技術は、デジタル/アナログ回路,高周波/無線回路,電源回路,パワーデバイス評価,ワイヤレス給電,ソフトウェア,基板設計,機構設計,熱と応力のCAE解析・シミュレーション,リバースエンジニアリングなど、広範囲に亘ります。
また、EMI対策・評価に対応する電波暗室(3m法・簡易電波暗室)や、防水試験設備(IPX5,IPX6,IPX9K)も保有しております。これら保有技術と設備を組み合わせて複合的で難度の高い技術課題を解決に導く技術サービスを提供しています。
WTIの保有技術組み合わせによる課題解決の代表例のひとつとして、電子部品の生産中止対応(EOL対応)が挙げられます。EOL案件におけるお客様のご事情として、
✓ お客様の設計リソースを新規開発に振り向けることが必要だが、生産継続も重要課題。でも対応するリソースが無い。
✓ 搭載部品が生産中止なだけでなく、改版設計も必要。
✓ 搭載する電子機器自体の設計が古くて図面類がみあたらない。
・・・などの多くのお悩みをお伺いします。このようなときこそ、WTIを「お客様のもうひとつの設計部隊」としてご活用いただくことが課題解決の近道になると思います。まずはお気軽にご相談ください。
WTIでは、EOL案件で求められる以下の①~⑧のような設計・評価の各要素の全てに対応できることが強みです。
① 製品基板の解析による回路図復元(リバースエンジニアリング)
② 生産中止部品の代替調査と代替部品採用に伴う回路の再設計
~電子機器のEOLでは、アナログ/デジタル(マイコン・FPGA含む)/無線通信/電源/パワーデバイスなど、幅広い回路設計の対応力が必要
③ ソフトウェア設計(マイコン搭載基板では組込ソフトの対応が必須)
④ 機構設計(防水設計・小型化:リニューアル設計時は必要)
⑤ 放熱設計・検証(リニューアル設計時は必要)
⑥ 各種信頼性試験(ご指定の電気的特性評価やEMI評価および機械的強度評価等)
⑦ 電磁ノイズの検証・対策
⑧ 無線機器の技適取得
EOL対応の流れ
そしてWTIの技術サービスのご活用シーンはEOLに限りません。
EOL同様にお客様の新規設計開発においてご活用いただくことはもちろん、お客様が不得意な技術や自社で保有されない技術分野でも、WTIの幅広い技術サポートをご活用いただくことが、お客様の貴重な時間やリソース分散対策のお役にたてると思います。
(環境負荷物質調査の代行サービスや紛争鉱物調査の代行サービス、各種技術コンサルティングサービス,お手軽に受講できるオンデマンド講座や直接受講いただける集合講座などもございます)
以上、WTIの技術サービスについてご紹介させていただきました。まずはお気軽にご相談いただき、具体的なお困りごとをお聞かせください。解決のご提案をさせていただきます。
【関連リンク】
<EOL対応サービス>
<回路設計・評価サービス>
- 電気設計受託サービス
- 高周波(RF)・無線 設計受託サービス
- 電源(パワエレ)設計受託サービス
- 「パワーモジュール」評価サービス
- ワイヤレス給電の受託設計・評価サービス
- 基板レイアウト設計受託サービス
- ソフトウェア開発受託サービス
<機構設計・CAE解析>
<リバースエンジニアリング>
<申請・調査代行サービス>
<EMI・電波暗室レンタルサービス>
<技術コンサルティングサービス>
<WTI提供技術講座>
<オリジナル商品販売(分解調査レポート|計測システム|ワイヤレス給電ボード)>
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