みなさんこんにちは、WTI営業部 舟津です。
開発業務は増えることはあっても減ることはないという話をお客様からよく耳にします。
さらに詳しくお伺いすると大半のお客様が、「やらなきゃいけない仕事なんだけど、別の業務に集中しないといけないので、なかなか手がつけられないんですよ。」とおっしゃられます。また、「そうこうしている間に次の緊急性の高い業務が出てきて、つい後回しになってしまうんですよ。」ともおっしゃられます。
お客様ひとりひとりの開発内容は違えど、悩みの種は似通っているんだなぁとお話を聞くたびに感じています。
そこで、今回は当社への問い合わせが多いTOP3をご紹介させていただき、具体的にどのようなことでお客様がお困りになっているか、それをどのように解決してご満足いただけているかをご紹介したいと思います。
<WEBお問い合わせNo.1技術適合証明(技適)代行>
お客様からのお問い合わせが最も多いのが技適に関連する内容です。
たとえば…、
- 技術基準適合証明(技適)の書類作成から事前評価、認証試験まですべてを依頼したい。
- アンテナを新規に製作して、技術基準適合証明(技適)取得済みのモジュールで使用したい。
- 独自規格の通信プロトコルを使った通信ボードの技術基準適合証明(技適)申請を行いたい。
といったようなご相談が多いです。
当社では「通信モジュール」や「各種無線機から携帯電話」などの開発経験があるエンジニアが単なる技適申請の支援だけでなく、部品選定から設計・試作・評価・技適申請サポートまでワンストップで対応しております。
また、お問い合わせが多い質問内容に関しては「技適Q&A」もご用意しておりますので一度ご参照いただけますと幸いです。
<WEBお問い合わせNo.2リバースエンジニアリング>
技適代行サービスに次いで非常にお問い合わせが多いのは、リバースエンジニアリングです。
- 市場で既に流通している製品から、新製品開発のためのアイデアを得たい。
- 市販品の技術トレンドを調べ、性能改善やコストダウンした製品を開発したい。
- 競合他社が、自分たちの技術を真似していないか、特許侵害していないかを知りたい。
- 自社の製品に改良を加えたいが、設計情報が残っていないので、なんとか回路図を復元したい。
- 搭載部品が廃番(生産中止)になり、改良設計をしなければならなくなった。自社に回路図が残っていないため、リバースエンジニアリングで回路図を再現し、そこから元のプリント基板までも再現して欲しい。
などなどお悩みを抱えておられることから、当社では、リバースエンジニアリングをする目的からご確認させていただき、お客様のご要望に沿った提案をさせていただいております。
このサービスをご利用いただいたお客様からは、以下のようなコメントをよくいただいております。
- 「解析技術」と「回路技術」の双方を保有している会社なので、分解して解析するだけで終わることなく、設計/開発会社としての知見を生かしてくれる。
- 世の中にある製品や開発品、試作品を解析して機能を推定し、こちらの要望をくみ取った形で、新規設計や原理検証など、製品設計に近い領域の提案までしてくれる国内でも珍しい設計/開発会社だ。
他社品解析や設計資料の復元などでお困りのお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
<WEBお問い合わせNo.3環境負荷物質調査代行>
最近、お客様からのご要望が多くなってきているのが、この環境負荷物質調査の代行業務です。
お問い合わせ件数の増加傾向で見ると当社のサービスの中では1位になります。
技適申請と同様に、環境負荷物質調査に関してもどのように進めたらよいのかがわからないので代行業務をお願いしたいとご相談をいただくお客様が増えてきております。
- エンドのお客様からchemSHERPAやIMDSの調査依頼があったが内容がわからない。
- chemSHERPA調査やIMDS調査の方法がわからない。
- chemSHERPA調査やIMDS調査に手間がかかる。
- chemSHERPA調査やIMDS調査の人手がたりない。
- chemSHERPA調査やIMDS調査が社員の負担になっている。
- 部品メーカ様やサプライヤー様に調査を依頼しても規制の内容を理解しておらず、説明に時間を費やす。
- お客様独自の環境情報調査様式で製品含有化学物質調査を依頼したいが代行する企業がない。
当社では、このようなお客様の声にお応えし、chemSHERPやIMDSをはじめとする様々なタイプの製品含有化学物質調査・環境負荷物質調査の代行業務を行っております。
このように、お客様が注力したい設計開発業務からは少し外れるけれど、避けては通れない業務に関して当社にお問い合わせをいただくお客様が非常に増え始めております。
自社内で対応すべき業務以外は外部を使って効率的に開発を進めるお客様が増えていることがよくわかります。
お客様のお困りごとを解決した時にいただける喜びの声が営業活動のやりがいになっているように思います。今後もお客様のお役に立てるよう頑張ります。
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