みなさん、こんにちは。
2回目の登場になります。光デバイス設計課 佐々木です。
今回は、Raspberry Pi(ラズベリーパイ、略称ラズパイ)についてお話したいと思います。
まずはRaspberry Piって何???という方もおられると思います。私も全く知らなかった一人です。
Raspberry Piとはイギリスで学校教育用に開発されたシングルボードコンピュータ(むき出しのプリント基板に必要な部品のみ実装した簡単なコンピュータ)だそうです。
今回、電子工作とプログラミング言語の勉強用にRaspberry Pi Picoを購入してみました。
(Raspberry Piには用途や価格でいろいろな種類があります。詳しい種類が知りたい方はネットで調べてみてくださいね。)
Raspberry Pi Picoは従来のRaspberry Piシリーズとは異なり、マイコンになるようです (電気機器を制御するためによく使われている電子部品で、電気機器を制御するコンピュータみたいなイメージ)。図1に実物の写真を載せました。
図1 Raspberry Pi Pico
Raspberry Pi Picoを使うためには、まず本体にUF2 file(実行ファイル:コンピュータがタスクを実行するための解釈可能な命令を含むファイル)をインストールする必要あります。
次にRaspberry Pi Picoを使用する準備として、プログラム言語を選定します。Raspberry Pi Picoで使えるプログラム言語はC/C++またはPythonになります。今回はPythonを使用しますのでPythonを使用するための環境を作ります。
Pythonを制御用PCにインストールし、IDE(Integrated Development Environment:ざっくりいうと開発しやすくするためのツールの集合体)があると便利なので、インストールします。IDEは様々あるようですのでいろいろ調べて自分にあったものを探してみてください。ここまでがRaspberry Pi Picoを使うための準備になります。
※上記で紹介したPythonやIDEのインストール方法についてはネットに記載されていますが、もしご使用になられる場合はご自身の責任でご使用ください。
今回は、Raspberry Pi Picoを用いて初心者の定番中の定番であるLEDを光らせることを実際にやってみました。図2は静止画なのでわからないですが、実際にはLEDがチカチカ光りました。
図2 LEDのON/OFF
今後、Raspberry Pi Picoを使って何をやるのか模索中ですが、次回のブログで報告できたらいいなと思っています。
最後に当社では、お客様の要望にカスタマイズした電気回路設計・製作やマイコンを組み込んだ通電システム等のご提案もしています。これらの内容でお困りごとがございましたらお気軽にWTIまでお問い合わせください。
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