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カスタム計測サービスのご紹介【選別検査システム編】

こんにちは。WTI 第二技術部 カスタム技術課の白濱です。

弊社では、カスタム計測サービスとして、お客様のご要望にあわせた試験環境の構築をご提案しています。半導体などの一般的な評価だけでなく、高感度測定や大電流、高電圧のような特殊測定にも幅広く対応しています。
「設備投資はできないけれど、カスタム対応の必要な評価を行いたい」とお悩みのお客様に特にオススメです。
当社のカスタム計測システム・受託評価はコチラ

私のこれまでのブログもせっかくなので紹介させていただきます。

 

今回は、そんなご要望の中から生まれた、トランジスタの選別検査システムをご紹介します。

さて、選別検査といっても色々な検査がありますが、
今回お客様からご要望があったのは、トランジスタのアバランシェ降伏電圧のグループ選別検査と、コレクタ-エミッタ間電圧(VCES)のスクリーニング検査の2つです。

検査項目名

要求事項

アバランシェ降伏電圧

アバランシェ降伏電圧:
400~600 Vの範囲内で、50 Vステップにグループ分けする。
グループ外はNG判定とする。

コレクタ-エミッタ間電圧

450 V以上であること。それ以下はNG判定とする。

この2つの検査ですが、別々のシステムでそれぞれ実施していては非効率ですよね?
同じシステムで一度に両方検査できれば、時短だけでなく省スペース化にもなりますのでやらなきゃ損です。 こちらがそれを実現した選別検査システムです。

 

 

このシステムでは、制御PCから、各種計測器をリモート制御し、治具にセットした製品のアバランシェ降伏電圧とコレクタ・エミッタ間電圧の自動測定・選別判定を行います。

操作は、制御PCの専用ソフトウェアから行います。こちらがソフトウェアのUIです。

 

 

測定時の電圧波形を表示できるので、視覚的に異常が無いか判断することが可能です。
また、判定結果の表示も作業者が視認しやすいようにレイアウトしています。

こちらのシステムを導入されたお客様からは、作業者の熟練度に依存せず容易に測定ができ操作ミス等のリスクを減らすことができる。また自動で測定・判定を行うため作業者の負担も抑えることができるとご好評です。

いかがですか? 弊社では他にも様々なカスタム計測サービスをご提案しております。
カスタム対応が必要な評価についてお悩みのお客様は、是非、弊社お問合せ窓口(TEL)やお問い合わせフォーム(メール)にてお気軽にお問合せください。それ以外のご相談でも大歓迎です。
カスタム計測サービスについてもっと知りたい方は下記リンク先もご参照ください。

それでは今回はこれで失礼します。
機会があれば、その他のサービスもまたご紹介させていただきますのでお楽しみに。

 

 

 

 

 

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