Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

業務の効率改善に便利ツールを活用中

みなさん、こんにちは、第一技術部光デバイス設計課の伊藤です。

当社の事業は、大きく分けて2つの事業体系で成り立っています。一つはお客様からのご依頼内容に対して設計開発や評価解析を行い、出来上がったものや結果を納品する案件部門です。もう一つは、お客様の事業場所に駐在し、お客様と一緒に業務を遂行するエンジニアリング部門です。(WTIの技術紹介パンフレット一覧はこちら

私は後者のエンジニアリング部門にて業務を遂行しており、業務を円滑かつ効率的に遂行するため、いろいろなツールを用いています。

光デバイス設計課における業務の中に、治具設計、回路設計及び基板設計があります。これらの業務を遂行するには、図面作成ツールや電気回路設計ツール及び基板設計ツールなどが必要となります。今回のブログでは、これらのツールについて、ご紹介したいと思います。

紹介しているものは何れも商用利用可能なフリーライセンスですが、ご使用時の問題発生において、当社は責任を負いかねます。もしご使用になられる場合は自己責任でご使用ください。

 

① nanoCAD

2D図面作成にはnanoCADを使用しています。汎用CADとして使用されているAutoCADと同等な図面作成が可能で、DXF等も扱うことができるツールです。

 

 

② DesignSpark Mechanical

3D図面作成にはDesignSpark Mechanicalを使用しています。2Dで設計した図面は、加工メーカに指示し製作してもらうのですが、できあがりの見た目や、設計した寸法で問題ないか等を確認したり、お客様にイメージ図として説明したりする時には3D図が有効です。1時間もあれば、素人でも3D 図が描けるので重宝しています。

 

 

③ KiCad

基板設計には、部品レイアウトや配線レイアウトをある程度まで、自動処理してくれる便利なツールとしてKiCadを使用しています。机上設計した回路をこのKiCad上で清書することでガーバーデータまで作成してくれるツールです。

 

 

これらのツールも用いながら、日々業務の効率化に取り組んでいます。

 

当社では、お客様の開発設計促進や業務効率向上を目的として、社内で蓄積したノウハウを基に各種技術講座をオンライン形式や集合形式で開催しております。興味をお持ちの方は是非そちらの方も覗いてみてください。新人教育の一環としても良い題材になるかと思います。

 

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