Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

「リバースエンジニアリング」+「カスタム計測」=「Plusのサービス」!

みなさんこんにちは。WTI 第二技術部 部長の矢野です。

今回は、リバースエンジニアリング Plusのサービスとして、「リバースエンジニアリング」と「カスタム計測」の組み合わせにより、お客様の課題を解決した事例について、紹介させていただきます。

「リバースエンジニアリング」と「カスタム計測」

それぞれ別物で、独立したサービスと思われる方が多いと思います。
そうなんですよね!
通常、

  • リバースエンジニアリング : 解析専業企業
  • カスタム計測: 計測システム専業企業

と、それぞれに専門性があり、独立したサービスで提供されることが、業界でも固定概念として定着してるのではないでしょうか。

WTIは、複数の技術ジャンルを組み合わせて、お客様の潜在課題を解決することを得意としております。

最近のお客様の事例になりますが、ある製品開発の過程で、海外の製品について性能を把握されたいという要望がありました。
しかし、お客様としては、開発を進める過程で3つの課題に直面しておられました。

 

表1.お客様の課題

性能は見たいけど、回路構成を把握しないと、見たいポイントが判断できない。

十分な精度で性能を評価するには、治具を含めた評価環境を構築する必要がある。

環境が整ったとしても、欲しいデータを取得するには膨大な時間がかかることが容易に推測され、自動化をしないと必要な時期に完了させることができない。

 

お客様は設計をメイン業務とされており、これらの課題をどう克服するか悩んでおられました。そんな時に、WTIのリバースエンジニアリング Plusを知っていただき、声をかけていただきました。

3つの課題は、リバースエンジニアリングを入り口に、カスタム計測システムのサービスと組み合わせることで、解決できるんですね!

 

表2.お客様の課題を解決するための必要技術とWTIサービス

 

 

“リバースエンジニアリング Plus”
ありそうだけど他では見かけないサービスですよね。

サービスのイメージとしてうまくお伝えすることができたでしょうか?

最近は、新型コロナウイスル感染拡大の影響もあり、お客様の勤務形態も在宅勤務等に移行されるケースが多く、開発が思うように進まない状況にあるのではないかと思います。限られた時間の中、開発効率を高める手段として、リバースエンジニアリング Plusをご利用いただくお客様は、増えつつあるように感じます。

WTIの開発設計サービスを組み合わせてご利用いただくことで、お客様の潜在課題を解決していくことがWTIの価値であると考えています。
HPをご覧いただき、WTIのサービスがお客様の課題解決の一助となれば、幸いです。

リバースエンジニアリング Plusですが、お客様のニーズが高いことから、WTI独自で製品を調達して解析評価したレポートを販売することも考えております。
機会があれば、またご紹介させていただきますね。

WTIの「リバースエンジニアリング Plus」は今後も進化していきます。楽しみにしておいてください♪

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