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カスタム電源設計とは?

みなさん、こんにちは。 電源設計課 電源設計ユニットの井手です。 以前のブログでもご紹介しましたように、電源設計課では主にカスタム電源やパワーコンディショナなどの電源回路の設計を行なっています。 そもそも電源回路とは、商用電源や電池などの電力源から、電子機器が扱える電力のかたち(直流/交流の別や電圧レベル・周波数など)に変換する「だけ」の回路です。「だけ」と書きましたが、電源回路に求められるものは製品によって様々です。 主なところは形状・入出力仕様・低ノイズ・高効率・環境温度・規格・低コストであり、汎用電源では対応できないときにカスタム電源設計の出番です。 実際に電源設計完了までの流れの一例を以下に示します。
  1. 仕様検討
  2. 回路設計・トランス設計
  3. 部品レイアウト検討・パターン設計
  4. 評価・対策
  5. 納品
さて、この中のどこにノウハウがあるでしょうか? 答えは2~4で、設計から評価・対策の全てにノウハウがあります。 設計にノウハウがあるのはもちろんですが、電源回路の評価内容すら各社独自であり、サイズ・入出力・効率・温度・ノイズ・保護等々特徴ある箇所が盛りだくさんです。特にトランスは生き物であり、コアの材質・巻線・巻き方ひとつで特性が大きく変わるので腕の見せ所ですね。 冒頭に、電源回路とは電力を変換するだけの回路と書きましたが、EMCなど法令準拠があったり、感電や発火の防止などの安全確保が求められたりと、なんとなく「面倒くさそう・・・」という印象なのではないでしょうか?そんなときはぜひ弊社をご活用ください。 それ以外にも「リソースが足りない」、「そもそも電源仕様ってどうやって決めるの?」等、何かお困りのことがありましたらまずはお気軽にご相談下さい。 【関連リンク】  

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