こんにちは。 WTI 構造技術課の大野です。このブログでは約1年ぶりの登場となります。
(前回の記事: https://www.wti.jp/contents/blog/blog171031.htm)
昨年度に引き続き、今年度も「シミュレーション技術を体験する1DAYインターンシップ」への学生の受入を行っています。多くの方にお申し込みいただき、嬉しく思っています。
今回も1日限定ですが、技術者の仕事について、少しでも理解を深めてもらうことを目的に実施しています。
内容は昨年度から大きく変えていませんが、より充実した時間となるよう、少し変化を入れてみました。
- 半導体デバイスとして身近なPC用メモリモジュールを断面研磨して観察してみた
- シミュレーション業務体験に、新規導入した最先端のソフトを使ってみた
メモリモジュールの断面研磨は、実はこれ以上ないほど地味な作業なのですが、普段使っているコンピュータの部品だと知り、興味を持って技術者の業務(の一部)を体験していただけたようです。
ところで、就職売り手市場と言われ、大手企業の募集が多くある中で、少なくない学生さん達がWTIのような中小規模の技術会社に足を運んでくださるのは、(ありがたいことですが)「なぜだろう?」と思っていました。そこで参加していただいた学生の方に尋ねてみると、「応募に対するハードルの低さ」という答えが返ってきました。
気になってインターンシップ募集ページを見てみると、理系の高専・大学・大学院生の方なら応募資格があるようです。主要事業の基礎となる電気電子系の勉強をされている方だけでなく、材料や物理系も含め広く受け入れる旨が書かれています。
「~~分野の基礎知識を前提とする」「プログラム言語~~の経験あり」など、参加条件が細かく決められているものに比べると、確かにハードルは低いと言えます。
また募集文に「!」「☆」「♪」などを用い、ちょっとポップな雰囲気が出ています。なるほど。この親しみやすさを、本記事でも見習ってみます^o^~♪
話がそれましたが、上記のような間口の広さは、「より多くの学生にこの会社を知っていただきたい」という純粋な思いと、「入社後の技術者教育に力を入れている」という自信の表れではないかと思っています☆☆
後者に関して述べると、私も1年目の研修で半導体や電磁気学・電子回路など、様々な分野の基礎を学ぶことができました。社内でのプレゼンテーションの機会など、(それなりに大変ですが))若手にも成長のチャンスが多くあります♪♪
興味ある方もそうでない方も、ぜひ一度WTIに足を運んで、生の雰囲気を感じ取っていただきたいと思います。
最後に、会社説明会や1DAYインターンシップに、お忙しい中足を運んでくださった参加者の方々に、深く感謝いたしますm(_ _)m。ありがとうございました。
リクナビ エントリーページ: https://job.rikunabi.com/2020/company/r136700015/internship/
【参加いただいた学生さんからの感想(一部抜粋)】
「学校やアルバイトでは知ることができない社会人や会社の雰囲気、仕事とはどういったものかを感じることができました。」
「半導体や物性について体験することで、学びたいことがより明確になりました。大学の講義や就職活動のひとつの指針にしていきたいです。」
「宿泊や交通費補助、昼食などサポートも充実していて良かったです。」
【関連リンク】
- 解析(シミュレーション)
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- 半導体パッケージの熱抵抗測定技術
- 温度サイクル試験の寿命予測・改善
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