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電源にもデジタルの波が

みなさん、こんにちは。

電源設計課 電源設計ユニットの門野です。

電源設計課では、文字通りスイッチング電源の設計業務を主に行っていますが、必要とされる電力が大きくなってくるにつれ、複雑な制御が必要となります。
WTIの電源設計サービスはこちらをご参照ください

近年では太陽光発電や大容量の蓄電池など、不安定な特性を持つ電力の供給・受給源が増えており、それらの特性に応じた電源が必要です。従来の電源ICを用いた電源設計だけでは、自由度が低く対応しきれません。

そこで、前述の課題の解決策としてDSPやマイコンで制御するデジタル制御が用いられますが、当社でもこのデジタル制御電源に取り組んでいます。

「デジタル制御電源」とは、電源が出力する電圧を決められた電圧に安定化させるために、A-Dコンバータを用いてアナログ量を決まったタイミングでデジタル量へ変換し、そのデジタル量をプロセッサで演算して出力電圧を調整する電源です。

ソフトウェア開発に使う言語は、みなさんにもおなじみの(苦手な方にはめっぽうとっつきにくい)C言語です。C言語は汎用性が高くプロセッサを選びませんので、お客様の用途に応じた対応が可能となります。

興味をお持ちになられた方は、当社電源回路設計例を覗いてみてください。

「ちょっと特殊な電源が必要なんだけど、どうしたらいいかなぁ」というときには、ぜひ電源設計課へご相談ください。

【関連リンク】

電子回路設計 ヒントPLUS☆【電源編】

 

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