Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

Bluetooth関連、やってますよ!

大塚みなさん、お久しぶりです。
株式会社Wave Technology 高周波設計第二課の大塚です。

今回は、最近お問い合わせの多いBluetooth(短距離無線通信規格)についてお話したいと思います。

(IoT組込み機器と当社の実績はコチラ)
(当社の無線通信方式別開発実績はコチラ)

このブログをご覧になられている皆様はBluetoothってご存知ですか?
最近いろいろな物が無線化されて、その多くがBluetoothで接続する仕様になっていませんか?

身近なところで言えば・・・、

①ヒューマン・インターフェース・デバイス(HID)

・マウス ・キーボード ・コントローラー ・スマートウォッチ

②音楽関連機器

・ポータブルスピーカー ・ワイヤレスヘッドセット ・ワイヤレスイヤフォン

・ミュージックプレイヤー ・カーナビ

③ヘルスケア製品

・体組成計 ・心拍計 ・ライフログ端末

などでしょうか。このように数メートルから数十メートルの距離で無線通信する機器の多くにBluetoothが採用されています。

 

では、なぜBluetoothが広く普及しているのでしょうか?その背景には、「リファレンス回路」が規格化されていること、更にさまざまな用途に合わせた「通信プロトコル」が存在していて、その種類や利用方法を規定した「プロファイル」が標準化(規格化)されていることが要因としてあげられます。

つまり、Bluetoothで無線化したいと思ったときには容易に導入することが可能ということなんですねー!
(規格化されているものを載せるだけで無線化できちゃいます。楽ちん!)

この導入の容易さがBluetoothの最大メリットといっても過言ではありません!

あっ。もちろん、Bluetoothのチップを購入して新しく回路を設計して導入することもできますよ。
(↑実は得意分野です。)
でも、認証取得が必要でその作業もかなり大変なんですけどね(苦笑)。(←サポートしてます。)

 

そういえば、最近注目されているIoT
(Internet of Things、モノのインターネット)で使われる無線通信の規格としてもBluetoothは有望視されているのをご存知でしょうか?

その理由は、バージョン4.0以降で採用されているBLE (Bluetooth Low Energy)という規格の登場が大きく影響しています。このBLEは接続と切断を頻繁に繰り返す用途向けに策定されていて、従来規格(バージョン3.0以前)よりも大幅に省電力化したことによってボタン電池一個で数年という寿命が実現されています。

IoT機器って常に通信しているわけではないですよね?たまに、ちょっとしたデータ通信をするだけならできる限り省電力化したいと思いますよね。ほら、BLE規格ってIoT機器にぴったりだと思いませんか!?

 

このブログをご覧の皆様の中にも、
『Bluetoothを自社の製品に導入して無線化したいな。』
『無線化したIoT製品を開発したい!』

とお考えのお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?

でも・・・。

『無線機器は初めてだから何から手を着けていいのかわからない。』
『認証取りたいけど、どうすればいいんだろう?期間はどのくらい?』
『リファレンス回路は、うちの製品にはちょっと使えないかも。新しく回路設計しないと。』
『導入はできそうだけど、試験や検査って何をすればいいんだ?』
『無線関係の試験設備を持ってないよ。』

など、いろいろな問題がありませんか?そんな時、頼って下さい!


対応業務:
①TELEC*1申請書類作成 (端末機器の技術適合認定・工事設計認証)サポート
②開発や検査設備、Bluetooth SIG*2認証についてのコンサルティング
③弊社所有の電波暗室を使った電波放射特性測定
④フィールド試験
⑤アンテナ設計(用途や仕様に合わせたサイズ変更)
⑥回路設計・マッチング調整(用途や仕様に合わせて回路をカスタマイズ)

*1 TELEC:  一般財団法人テレコムエンジニアンリグセンター
*2 Bluetooth SIG:  Bluetooth Special Interest Group


これらのご要望にお応えします。もちろん、Bluetooth無線化について何から手をつけていいのか分からないというお客様も歓迎です。一からご相談に乗らせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。もちろん相談料は無料です!

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