Wave Technology(WTI)-ウェーブ・テクノロジ

WTIは技術者不足を解決する「開発設計促進業」です

スミスチャートとは? ~きちんと知ると便利です~(その4)

みなさん こんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの河野です。

かなり時間が経ってしまいましたが前回のブログ・スミスチャートとは? ~きちんと知ると便利です~(その3)ではコンデンサとコイルを使ってイミッタンスチャート上で、あるインピーダンスを所望のインピーダンスへ移動することをご説明いたしました。いわゆる集中定数回路でのインピーダンス変換でした。今回はマイクロストリップ線路によるインピーダンス変換をスミスチャート上でご説明いたします。

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スマートフォンに使われる部品のサイズは…

初めまして。高周波機器設計課の日下部です。

本ブログではスマートフォンにも使われている小さな部品のお話をさせていただきます。

スマートフォンといえば2007年にAppleからiPhoneが発売され、それ以降一般的に普及し、日本でのスマートフォン普及率は2019年に80%以上にものぼります。

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#071 EMI対策 ~キャパシタの共振5~

#69に引き続いて、キャパシタの共振のお話です。
今回は2つのキャパシタのESLについて検討します。

最初に、反共振周波数のインピーダンスを下げるために0.1μFのESLを振ってみよう。
●検討3
キャパシタの定数を0.1μFと100pFに設定する。
0.1μFのESR1は0.02Ω、100pFのESR2は0.1Ωに固定する。
100pFのESL2は0.3nHに固定し、0.1μFのESL1を振ってみよう。

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パワーデバイスの短絡試験について

みなさん、はじめまして。
パワーデバイス設計課の中松です。

私は主にパワーデバイス(パワーMOSFET、IGBTのディスクリート品やモジュール品)の評価を行っています。

今回はパワーデバイスの短絡試験についてお話ししたいと思います。
スイッチングによる短絡耐量試験サービスはこちら

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ノイズ対策の落とし穴で迷子にならないためには?

みなさんこんにちは。テクノシェルパサービスを提供するWave Technologyの長尾です。

ノイズ対策で試作品の分解→対策改造→再組立→測定・評価を繰り返すなかで、エミッションレベルが著しく悪化し、最初の状態に戻してもエミッションレベルが再現できなくなることがあったりしませんか?

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オンライン会議に求められるもの ~WTIのテクノロジーで貢献~

株式会社Wave Technology(WTI)の社長 石川高英です。

新型コロナウイルスの影響でコミュニケーションのオンライン化が急速に進む中、以下のような状況になってきています。

  1. 目の前の仕事を進めるための必要な情報や意見の交換はオンラインで問題なくできる。
  2. オンラインでは、相手がどう感じているのかまではよく分からなくて、職場の人たちとの心理的な繋がりが希薄になっていないか少々心配。 必要なこと以外は話さないので、何気ない雑談から将来ビジネスのアイデアなどが生まれるということは少なそう。

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屋内位置検知はセンシング技術がポイント。ミリ波レーダーで移動量を検出しよう!

みなさんこんにちは。テクノシェルパ技術コンサルタントの赤谷です。

昨今、新型コロナウィルスによる外出自粛が続く中、ネット通販があって助かった~って方も多いのではないでしょうか?私も、某ネット通販が無ければ、今の生活が考えられないほど、自身のライフスタイルに定着しております。

最近のネット通販では、注文した翌日にモノが届くなど、通販のネガティブな要素が最小化され、リアルなお買い物に近い感覚になっているから驚きますよね。(しかも大抵安い!)

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