みなさんこんにちは、WTI営業部 塩谷です。
今回はWTIが誇る『リバースエンジニアリング Plus』の効果的な利用方法についてご紹介させていただきます。
最近、お客様からこんなお声を聞くことがありました。
お客様:開発に至るまでの企画って結構難しいんだよね。
WTI :どう差別化するかなど、検討することが多くて一筋縄ではいかなそうですね。
お客様:そうなんだよ、結構悩むことが多くてね。とあるお客様との何気ない会話の中で、図らずも苦悩をお聞きした場面ではあったのですが、昨今におけるニーズの多様化や、グローバルでの開発競争の激化などにより、開発プロセスにおける製品企画の重要性が、益々高まってきているのは事実です。
この企画段階では、市場や技術動向を確実につかみ、弱点の克服や付加価値の創出など、開発の方向性を定めることが求められます。
では、そのような最新トレンドはどのようにして入手しているのでしょうか?
そこで役に立つのが、WTIが誇る『リバースエンジニアリング Plus』になります。
実際にWTIの『リバースエンジニアリング Plus』を組み込んだ開発事例はと言うと…、
上図のように、開発ステップの初手でリバースエンジニアリングを実施することで、構造や原理解析、機能評価など、参考となる有用な情報を入手することが可能になり、結果として開発期間の短縮や、全体コストの削減にも繋がっていきます。
ただし、この手法で成果を得るためには、単なる製品解析だけでは少し足りません。
回路や部品の解析はもちろん、動作原理、機能推定、性能評価、改善提案など、いろいろな電気的知見に則った分析を行うことで初めて真価を発揮します。
この開発スキームを組み込んでいただいたお客様は、実際に2ヶ月程度の工期短縮を達成されております。どの工程が工期短縮に寄与したかを確認させていただいたところ、新製品の仕様検討の部分での工数が大きく短縮できたとおっしゃっておられました。(これまでは、お客様自身でリバース解析を実施されておられたのですが、詳細解析までは実施できておらず、最新の技術トレンドや差別化ポイントなどを見出すのに苦労されていたようです。)
やはり、新製品にどんな優位差を盛り込めるかを検討するのに時間がかかっているようですね。
そこで、WTIのリバースエンジニアリングを活用いただいたところ、初期の構想段階で目指すべきポイントが明確になり、仕様検討の工程が大幅に短縮でき、全体の工数も短縮できたとのフィードバックをいただきました。様々な技術者が集まった、総合エンジニアリング会社WTIでは、解析で得られた結果に対して、エンジニア目線での見解や機能評価など「Plus」の価値をご提供させていただきます。
近年、お客様の製品開発プロセスの一環としても、リバースエンジニアリングの採用が進んできており、WTIへお声がけいただく商談も、製品の企画段階でのご依頼が多くなっております。
お客様の「もうひとつの設計部隊」として、企画段階から開発に貢献できていることを嬉しく思います。
今まさに、開発前のリバースエンジニアリングをご検討されているお客様がおられましたら、WTIが誇る一段上の製品解析『リバースエンジニアリング Plus』をこの機会にぜひお試しください。
今回はこの辺で失礼させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。WTI社員のブログもぜひご覧ください。
中にはこぼれ話もあるかも?