みなさん、こんにちは。
WTI 9代目社長に就任いたしました 中野博文です。
今後、私の思ったこと、皆さんに知ってもらいたいことなどをいろいろご紹介してまいりますので、よろしくお願いします。
今回は最初ということで、社長として何を考え、どうしていきたいか、について、簡単にご紹介いたします。
社長メッセージにも記載しましたが、私たちWTIは、“お客様の「もう一つの設計部隊」”として、確かな技術力と豊かな創造力で、多岐にわたる製品/サービスの価値を向上し、お客様の発展と誰もが笑顔で暮らせる豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。
社会は今、昨年来のコロナ禍や近年叫ばれている環境問題をはじめとした持続可能な社会に向けた取組の加速などで、大きな変革期を迎えています。私たちの生活様式や働き方のみならず社会システムや政治、経済までも新たな発展の方向性を模索していると私は思っています。
従来日本が得意としていた製造業においても、 “モノづくりからコトづくり”への変革が進められ、デジタル化による様々なシステムソリューションが提供されてきました。
このような状況の中、私は、あえて“モノづくり”にこだわり、設計技術や評価・解析技術を通じて、お客様が求める様々なソリューションを当社の技術で実現したいと考えています。それは、どんなシステムソリューションであれ、社会実装していくうえでは半導体や回路技術、並びに基板、電源、筐体などの設計・評価技術が不可欠であると考えているからです。
当社の得意とする技術の一例を以下に挙げます。
- 高度情報化社会に不可欠な半導体を中心とした情報通信デバイスの評価・解析とその利活用
- 脱炭素社会の実現のカギを握るパワーデバイスの評価・解析とその利活用
- システムのキーコンポーネントとなる情報通信機器、パワエレ機器、車載機器等の設計・評価
- 機器設計を支える電気回路設計、基板、ファームウェア、電源、筐体等の要素技術
- 各種システムを評価するためのカスタム計測機器
このような技術を駆使し、お客様のイメージを具現化するとともに、常に新しい技術を導入し、お客様に最適なご提案ができるよう、日々研鑽に努めています。
例えば、お客様からのご要望を社内で確認し、お客様が本当に解決したい課題、実現したい機能は何かを議論し、様々な視点から最適なアプローチを追求しています。また日々、エンジニアがお客様とWEB会議で真剣に議論している姿をよく見ます。社内教育の専門部署である技術教育センターでは、講習会、研修会が開催され、定期的な成果報告会で、社員の成長を実感します。
また、お客様にオンサイトでご支援させていただいている従業員に対しては、お客様から厚い信頼のお言葉をよくいただきます。
私はこのような機会に触れるたびにうれしく、また誇りに思います。今後WTIの社長として、今まで以上に従業員が生き生きと活躍し、お客様に感動していただけるような仕事ができる、そんな会社を目指していきたいと考えています。
私たちと一緒に仕事をしていきたいと思われる方は、是非こちらをご参照ください。
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