最近の報道によれば、半導体製品の需給がひっ迫し手に入りにくい状況となっていることで、クルマの製造に大きな支障をきたしています。
昨年、新型コロナウイルスの影響で、世界中のクルマの製造・販売が低下した後、夏以降に急速に需要が回復し、これに対応すべく世界の自動車メーカーは一気に生産数を引き上げてきました。
しかし、半導体生産量の方が急激なクルマの生産上昇ペースに追いつけないことが需給バランスの崩れの大きな原因となっているようです。
需給バランスの崩れの原因は、クルマの生産台数増加だけではありません。今後普及が加速する電気自動車は、ガソリン車に比べ2倍もの半導体を使いますし、パソコン、ゲーム機、スマホ向け半導体調達も増えてきています。様々な業界から異なる半導体製品の発注が寄せられ、応じきれなくなっていると考えられます。
現在は業界を超えた調達合戦の様相を呈していますが、この状況が収まるまでにはまだ何か月もかかるのではないか、と言われています。
当社は開発設計会社ですので、半導体を製造したり調達したりすることができないところがもどかしいのですが、それでも、お困りのお客様のお役に少しでも立てないものかと気にかけています。
入手困難となった部品を他の部品に置き換えて再設計する、EOL対応の業務は当社の人気サービスの1つですし、部品調達でお困りのお客様には、このサービスのことをお話しさせていただいています。
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