Wave Technology(WTI) | 半導体周辺回路とその応用製品の開発・設計会社

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意外と身近な無線通信

みなさん、はじめまして。(株)Wave
Technology
高周波設計第二課
ユニットリーダーの大植です。

はじめましてなので、最初に私たちの課について説明します。といっても課の名前から想像がつくかと思いますが高周波に関する技術、特に無線分野に特化した技術を扱っています。回路の設計から基板設計、特性評価や既存製品の特性改善などを主に行っています。

(当社の高周波(RF)の対応実績はこちら)

高周波を扱う課は、私たちの第二課の他に第一課がありますが、社外の方からご覧になると、どちらも同じに見えるかもしれません。でも少し違います!

分かりやすく言えば、「周波数が違う!」です。

どういうことかといいますと、第一課で扱う周波数は“GHz付近~数十GHzで、
私たちの第二課は“MHz3GHz付近という感じです。
(若干カブっているのは気にしないでください。)

この高周波に関する技術は、現在の社会ではなくてはならないものとなっていてさまざまなものに応用されています。その中でも私たちの課では、特に無線通信の分野に特化した技術サービスを提供しています。

無線通信と一言でいってしまいましたが、その用途もまたさまざまです。求められる特徴別に少し例を挙げてみます。

①大容量のデータ通信が求められるもの
携帯電話・無線LANPHSTV放送

②伝送距離が比較的長距離
トランシーバー・ラジオ・アマチュア無線・警察無線・タクシー無線・航空無線・船舶無線

③伝送距離が近距離(数cm~数m
交通系ICカード・ゲーム機のコントローラー・Bluetooth

この他にちょっと変わった用途として、
ITS
(Intelligent Transport Systems:
高度道路交通システム)・車の衝突防止レーダー・気象用雨雲レーダー・電気やガスのスマートメーター

などなど、挙げればきりがありません()
もっと詳しい一覧表が、社内HPの「【参考】 電波の周波数による分類・定義」 にありますので、参考にしてみてください。

これらの無線通信は周波数が数KHz~数十GHzの電波が使用されていて、それぞれに決まった周波数が割り当てられています。その周波数の割り当てを覗いてみると狭い周波数範囲でひしめきあうように細かく区切られ使用されていることが分かります。周波数の割り当て状況などについては総務省のHPなどで確認することができますので、みなさんも一度見てみてください。

と、ここまでで気が付かれた方もいらっしゃるかもしれません。
そう!第一課と第二課をあわせると、無線通信で使用されている周波数の大部分をカバーしているということになりますね。でも、多種多様な用途で使われる無線通信ですから、まだまだ携わったことのないものもたくさんあるのが現状です。私もお仕事をいただいて“高周波にこんな使い方があるんだ”とはじめて知ることがあります。そういった未経験の分野、ウエルカム()

ですが、はやり実績のある会社にお願いしたいとお考えになるでしょうから実際に当社が経験してきた技術情報について下記にリンクを貼っておきますので興味がありましたら一度ご覧ください。もし当社が未経験な分野であっても“困った”があれば相談料は無料なので、気軽にお問い合わせください。当社高周波設計第一課と第二課がサポートさせていただきます!

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