筐体設計はやらなきゃいけないことがいっぱい。でもお客様のために頑張るぞ!(Part 2) 2017年1月17日2018年6月13日 ohara.yuji みなさん、WTI構造技術課長の浦瀬です。 前回の続きの話をしますね。 これまで、いろんな製品の筐体設計を手がけてきていますが、例を挙げると、 ●携帯電話(スマートフォン) ●ハンディターミナル ●自転車用電子錠 ●カラー電力モニタ ●パワーコンディショナ ●自動車の内装品 ●無線タグ装置 ●ホームゲートウェイ遠隔操作機器 ●ホームセキュリティー用コントローラ ●ストリング監視端末、防水防塵加速度センサモジュール ●IP告知端末 などなど。 そして、信頼性試験も以下のものを始めとして、ここに書いていない試験内容でもいろいろ対応してきています。 ●機械環境試験 : 落下・衝撃試験、振動試験 ●温湿度環境試験: 温度サイクル試験、熱衝撃試験、恒温高湿試験 ●屋外環境試験 : 防水試験、防塵試験 ●機械疲労試験 : 押し圧試験、打鍵試験 近年、IoTが毎日のように新聞に載るようになっていて、IoTの市場が今後大きく広がってきそうです。IoTセンサーは、屋内、屋外を問わず様々な環境に設置されますので、衝撃、振動、高温、低温、防水、防滴、防塵、などの耐環境性が必須になるでしょう。また、IoTセンサーは多くの個数を必要とすることが多いものですから、一個の価格を抑える必要があります。低コストで頑丈、そして防水も、というような要望をたくさんいただきそうな予感がしています。 多くの企業様がこの分野に参画されると思いますが、それまで筐体のことをあまり熟知されていないメーカー様にとっては、筐体は結構難しい領域かもしれません。 そういうときは、筐体に関する設計業務をワンストップで提供できるエンジニアリング会社が必要とされるでしょう。 筐体設計の詳細はこちら ⇒ casing.htm 前回ブログはこちら ⇒ blog/blog170110.htm WTIメールマガジンの配信(無料) WTIエンジニアが携わる技術内容や日々の業務に関わる情報などを毎週お届けしているブログ記事は、メールマガジンでも購読できます。ブログのサンプル記事はこちら WTIメールマガジンの登録・メールアドレス変更・配信停止はこちら WTIの技術、設備、設計/開発会社の使い方、採用関連など、幅広い内容を動画で解説しています。 WTIブログ, 機構・筐体